momomo22006-12-11

久しぶりに長いライブでした…。
地元のバンド含めて6バンド。終わったのは11時過ぎでした…。内容的にはジャンル的にも多岐に亘っていたので面白かったのですが、どうしても○○風っていう印象が拭い切れないバンドが多かったと思います。ライブ経験なんかも多いみたいだし、実力もあると思うので、あとはオリジナリティーかな?と思いました。でも、どのバンドも紙一重だと思いますよ売れるのは…。ラスト2バンドなんかはかなりインパクトがありました。
という訳で、今回は3番目に登場したChesterCopperpotのみのライブレポです。
さて、てっきり今回のトリだとばかり思っていたチェスターですが、2番目の狂言自慰(バンド名は結構インパクトありますが、結構バンドとしてのパフォーマンスは高いものがありました。椎名林檎とか天野月子っぽいイメージ?の女性ヴォーカルバンド)が終わったところでピアノがセットされたので、「あれ、もう出番?」って思っていたら、知らぬ間に周りがチェスターファンの女性でいっぱいになってました。案の定メンバーがセッティングのために登場。暗くて何も見えません出したが、期待感でいっぱいでしたね。セッティングを終えたところで一旦袖に引っ込む。そしていよいよ客電が落ち、ライブスタートです!

(セットリスト)
チェスターコパーポットのテーマ〜START〜ジョン・レモン〜二度とかえらぬ恋の歌〜スクラップ〜コザイム〜マラソンランナー〜なんでなんで

ピアノのメロディーに乗ってメンバー3人が登場するなり、立さんのピアノに勇二さんと矢野さんが、いたずらし放題!椅子の上に上がってポーズしてみたり、足で鍵盤鳴らしたりとのっけからのハイテンション!すでにヤバイ様子。。。メンバーそれぞれポジションについた後、ピアノの具合を気にする立さんが面白かったです(でも、後ほど仕返しあり…笑)
オープニングはドラム矢野さんのカウントとシャウト?!からはじまる『チェスターコパーポットのテーマ』。ご挨拶代わりですが、とっても楽しい曲!掴みはOKですね。そのまま『START』へとつながるんですが、この曲の前奏は何回聴いてもいいんですよ!ピアノをガチガチ鳴らすとこが特に。ライブでも聴けて嬉しかったです。そしてまたしても意地悪なのは矢野さん!曲の締めのタイミングを敢えてずらし、拍手のタイミングを狂わせる作戦!まんまとやられました…。そのまま気の抜けたカウベルの「コン!」という音からはじまる『ジョンレモン』へ。サビ部分がもの凄く楽しい!もちろん歌いましたよ「口パクで…笑」。実をいうと私もこの曲の主人公と同じようなものでした。今でこそビートルズの偉大さはイヤというほど痛感してますが、社会人になって初めて洋楽を聴くようになってから初めてジョージハリスンがビートルズのメンバーだったことが分かったくらいのもんですから…まさに「そんなもん」でした(笑)
さて、ここでMCですが、「あらためましてこんばんは!」ということと「神奈川県の相模原市から来ました〜結構近いね!」(近いか?)とかいってましたが、あとは矢野さんがふらっと勝手に出かけちゃう話し。前の日もフリーの時間があって、帰ってきたら矢野さんのメガネが変わってた!という話し。本人曰く「安かったから…」だって。さらにインストアライブが終わったあともアップルストアでなんか買ったらしい(マック用のインカメラ?)またまた本人曰く「衝動買いってストレス発散になりますよね〜?」だって。分かる気もするけど、あとで逆にストレス溜まるんですよね衝動買いって。何でこんなの買ったんだろう?ってね(笑)あと、業務連絡で勇二さんがマイクのボリューム上げてとしきりにジェスチャーしてました。さて「アルバム出ました〜!」というMCのあとアルバムの曲から『二度とかえらぬ恋の歌』を。3人のコーラスが絶妙で心地よい。ナイヤガラサウンドを思い起こさせてくれるような懐かしい感じの曲です。そのまま、またしても立さんがピアノをガチガチ鳴らすイントロがストライク!な『スクラップ』へとつながります。しかしこの曲が半端じゃなかった…。特に後半はあまりにテンションが上がってしまったのか?立さんの即興プレイです!もう自分の指や腕だけでは弾き足りないのか座っている椅子のクッション部分(でも一応クッション部分というところで、理性は残っている…笑)で鍵盤をかき鳴らしたりしてました。挙句の果てになんとその椅子を振り回しドラムのシンバルをぶっ倒すというハプニングまで…相当テンション上がったんでしょうね。というよりオープニングでの仕返しだったのだと勝手に思ってます(笑)さて、倒されたシンバルはありえない形になってました…。矢野さんが「どうすんの?これ?思いっきり叩きにくい形になってるんだけど…」って。そんなことはお構いなしに立さん「それではここで告知を…」とすっかり自分のペース。東京でのワンマンの告知をしている間にシンバルが復活したらしく「じゃ、コザイムやる?」「やるって決まってるくせに…」なるゆるい会話をしながら『コザイム』。ここで勇二さんが「できれば手拍子なんかを…」と催促。もちろん会場では手拍子が一斉に起こる。こういう一体感がやっぱり必要ですよね。でも、そのままやめ時もなく、曲も次の『マラソンランナー』につながっちゃうもんだから、永遠続く手拍子に結構手が疲れてきました…楽しいんだけどね。「マラソンランナー」の時は勝手に手拍子のパターン変えてやりました(すみません…笑)曲が終わってから勇二さん「いいねー!今の手拍子!」って。会場全体に言ったんだと思うけど…。さて、最後のMCでは、「今日は最後まで居たいんですが、なにぶん相模原まで帰らなくてはいけないので、10時ぐらいにはここを発ちます。それまでは物販でCDとか売ってますので…」なるほど。だから3番目なのですね。最後は『なんでなんで』で終了でした。初めて聴きましたがこの曲も好きな感じでした。あったかい感じがしましたね。
やっぱり楽しい時間はあっという間に終わってしまいますね。時間的な都合もありましたが、アンコール分も含めて8曲と、結構やってくれたと思うので大満足のステージでした。もちろん楽しかったです!
さて、終わってからはもちろんアンケートを渡しに物販へ向かうものの、まだメンバーは来てない…。そうこうしているうちに、次のバンドが始まってしまいました。一バンド終えたところでやっと物販に登場したので、アンケートを渡した後にサプライズアルバム「スクラップ」とライブ会場限定CD「050121」をセットで買う。それと勇二さんにおまけでもらったポストカードの裏に セットリストをお願いしたら「覚えてるかな〜?」って言いながら書いてくれました。(ありがとうございます!)ところが書き終わったところで、「ごめん!漢字間違っちゃいました(笑)」って。よく見ると「二度とかえらぬ恋の歌」の「恋」が「変」になってました〜!ランクヘッドと一緒じゃん(笑)でもこういうゆるさは大好きです。その後も、いろいろお話できて楽しかったです。もちろん酒田にも来て下さい!ってしっかり伝えておきました。返事はもちろん「もっと大きくなってからですね〜」ですが…。
ともあれ、今年のライブはこれで終了となります。楽しいライブで締めくくれて良かったー!結局今年は計18本!自分としては結構行けた方だと思います。2月の風味堂&ママラグからスタートした今年のライブ。考えてみればピアノで始まりピアノで終わった感じですね。しばらくは冬篭りとなりますが、来年も引き続き「行けるライブには行く!」を目標にしたいと思っています!また来年もいい「音霊」との出会いがあるといいなー!