あーぁ・・・すっかり体力を消耗してしまい、フラフラになりながらもグリーンオアシスのBIGMAMAへ移動。
丁度モーサムが終わったところでお客さんが捌けてたので、すんなり最前ゲットです(笑)←ロスト保険(笑)
それよりも何よりもスタッフの厳戒態勢が気になる。
それまでの時間、いろんなステージ観てきたけど、ここまでの厳戒態勢っていうのも初めてでした…って言うかスタッフいなかったし。
でもそのナゾはBIGMAMAのステージが始まってわかりました!
どんどん頭の上を人が転がって行きました(笑)
転がってはスタッフに捕獲されて、転がっては捕獲…の繰り返し!!
しかも転がってるのは同じ人たちばかり!!
おかげでステージに集中できない!!
BIGMAMAってこんなライブなのかな…。
ニゾン系統のバンドって聞いてたので、安心してたんですが…しかもグリーンだし…。
確かに曲もキャッチーだしヴォーカルくんの声色もどこか中性的でユニゾン斉藤君に繋がる部分もあるし、紅一点のヴァイオリンさんも弦で会場煽ったりと面白いバンドだったのですが…
ダイバーが悪いとは言いませんが、ステージに集中できないライブってのもどうなのかな…

・さていよいよLOST IN TIME
5人編成のBIGMAMAから、一気に3人編成になったのでステージがかなりシンプルになりましたが、やっぱりロストは3人がいいんです!
でも2年前のライジングがあったからこそ、この日のライジングがあることをみんなにも分かってもらいたい!聴いてもらいたい!!
そんなことを考えながらサウンドチェックに目を向けていたら突然、海北くんが「ワンコーラスだけですが、今日やらない曲をやります…」といって奏で始めたのがなんと「呼吸」!!
その時はうわー!ってなりながら聴いていたのですが、今になってみるとこの曲を最初にやったのには意味があるんじゃないかな?と思えるんです。
あくまで妄想の解釈なのですが、この曲の出だしの歌詞が

わかりあえない事
許しあえない事
抱えて僕と君は息をしてる…

なのですが、この曲の最後では

わかりあえた事と
許しあえた事を
抱えて僕と君は息をしてる…

で締めるんですね。
つまり、ワンコーラスのみで終えるって事は、続きはこのあとのライブを観て判断してよ!
ということじゃないのかな?

バンドとしての危機や多くの誤解が招いた誹謗中傷など・・・ロストを取り巻く環境は決して平穏なものでは無かったし、悩み抜いた挙句の形が2年前のライジングだったと思う。
そこでも評価は分かれたし、離れていったファンもいたと思います。
さらに悩み抜いてバンドとして出した答えが、つまり原点回帰!
迷ったり悩んだりした時は基本に帰るのが一番なんです!
ロストが一番ロストらしい3ピーススタイル!
気心知れた最高のサポートメンバー三井律郎を迎えて、再びライジングに帰ってきたんです!
2年前の約束を果たす為に!!

だからライブが始まった時の第一声が
呟くような「ただいま」だったのですね。

(セトリ)
SC.呼吸
1.合い言葉
2.約束
3.列車
4.8月7日の夕焼けを君は見たか
5.忘れもの
6.ココロノウタ
7.希望
8.ハロー イエロー
9.昨日の事


セトリ見てるだけでもやっぱりいろいろ考えてしまうな(笑)

この日に「8月7日〜」を聴けたのが感慨深い。
海北くん言ってたけど「8月15日って、ほんとはみんなで笑いあえる日だと思う・・・」って。
FKの浜ちゃんも8/15について言ってたし、多くの犠牲の上に今の平和が成り立ってるけど、決して悲観するんじゃなくその人たちの分も明るい平和な世界を作っていかなくてはという強いメッセージですよね。
それだけ不安の多い世の中なので。
そういえば思い出したけど、昔テンフィのタクマくんがスペシャの番組で
「世の中のどんな政策なんかより海北くんの歌の方が、絶対平和な世の中になる!」って言ってたのを。
それだけの力があるのさ!ロストには!!

そしてなんといっても個人的に嬉しかったのは初めて生で聴く「忘れもの」
スミマセン…完全落涙。
ライブで初めて泣きました…ハハ。

なんかねー、ロストに対するいろんな思いが込み上げてきて、思わず…。
しかも海北くんの声が音源以上に突き刺さって来る訳ですよ。
完全にやられました。。。
とにかく、人は忘れる動物だからね…いろいろ忘れちゃうんですよ。
でもこの時、この瞬間は絶対忘れたくないな。

ところでタオルで涙を拭っている途中、ふとステージ袖に目をやると、なんとそこに居るのはセカイイチの慧くんじゃないですか!!

ライブ中、不謹慎なのですが…いつ慧くんがステージに飛び込んでくるのか!ってとこに関心が行ってしまいました(笑)
まさかエゾで「岩海苔」やっちゃうの!?って
そんな妄想はあくまで妄想で終わるのですがね…。

でもあらためてセカイイチLOST IN TIMEという大好きなバンドが同じフェスで観られたという喜び!こんな幸せなことって無いですね。

そしてこのロストのステージを観た全ての人にあらためて最初に書いた「呼吸」の歌詞を噛み締めて欲しいと思います。
ほんとありがとう!!

ロストから初期パンを観る為に今年初のボヘミアンガーデンへ。
ここも雰囲気ががらりと変わってましたね。

真夜中の初期パン!!
ビークルカトウタロウとマシータが司会だったのですが、一見グダグダっぽいんですが、所々にちゃんとネタを仕込んでいてかなり笑わせていただきました(笑)
白いウサギとかヤバ過ぎ!!
あと怒髪天の坂詰さん最高だった!!

内容的にはいろんなバンドメンバーをシャフルしてこの日ばかりのパンクバンドを結成しちゃおう!というもの。
フェスならではの企画でしたね。
目当てのセカイイチ慧君はギターで参加しThe Damnedをカバーしてました。
まるで水を得た魚のようよ。
それとセカイイチ中内くんも別バンドで参加してたけど、くわえタバコ!!
絶対ライブでは観れない姿!貴重でした。

ところが・・・
いよいよ体力の限界というか睡魔に負けました…。
50回転ズのダニーを観終えたところでテントへ帰ることに。
あとで知ったけどなんとそのあとスクービー!!
しかもマイケルジャクソンだって(笑)
パンクじゃない!!けど悔しいーーーーーー!!

フラフラとテントに戻る途中、スペシャのロケかな?
ユアソンのジュンジュンとTHE BAWDIESのTAXMANを発見。ほほー。
そしてレッドを通る時、丁度キセルが始まってたので、かなり癒される。
今年はこんな感じのステージを観てなかったな…やっぱりバランスも大事ですね。
すっかりキセルに癒されたところでサンステージでは勝手にしやがれ!!
ヤバイ!最初からBitchだ!
なんでここでステップ踏める自分がいるのか解らない(笑)

無事テントに到着しそのまま勝手にしやがれを子守唄(笑)に眠りに着く…。

・そして寝たか寝ないのか解らないうちに遠くに聴こえるアースのdetroit7で目が覚める。
「IN THE SUNSHINE」にテンションが上がりつつテントの中でウダウダ…ごめんよ菜花チャン…。
再び着替えを済ませ、バスターくんタオルを巻いていよいよフィナーレへ!

the pillows

(セトリ)
1.この世の果てまで
2.LITTLE BUSTERS
3.New Animal
4.バビロン天使の詩
5.サードアイ
6.I know you
7.Ladybird Girl
8.Funny Bunny
9.雨上がりに見た幻
10.白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター
11.MY FOOT
12.Swanky Street
13.ストレンジカメレオン
14.ハイブリッドレインボウ

EN1.アナザーモーニング
EN2.Advice

まだ眠気まなこでしたが、「この世の果てまで」が始まった瞬間、鳥肌とともに目が覚めました。
あとはお決まり「カモン!!LITTLE BUSTERS!!」からは一気に飛ばしてましたね。
「バビロン〜」も嬉しかった。
それとライブ初聴き「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」(これ、すごく良かった!!)をじっくり聴き入っていたら、続いて聴きなれたベースイントロ!
キター!!「MY FOOT」!!!!
この曲大好き!絶対聴きたかった!!

あ、そうだ!寝る前一応足に湿布貼って寝たんですが、効果覿面!!
ステップが軽い軽い(笑)

そして締めの「ストレンジカメレオン」や「ハイブリッドレインボウ」はやっぱりこれでなくちゃね!って感じですね。
アンコールは予想通り「アナザーモーニング」(笑)

さすが20周年イヤーを迎えるピロウズ
堂々たるステージでしたね。
ある意味サプライズも期待しましたが、決して変わらない自分たちだけのロックを奏で続けてきた彼らにはそんな小細工は必要ないんですね。
セトリ的には王道かもしれませんが、この20年で培ってきたバスターズ達とのキズナが今回のステージを更なるものに作り上げたと思います。

1バスターとして今回のライジングに参加出来たことはとても嬉しいし、こうして朝日を浴びながらピロウズの音楽を聴けたことはとても感慨深いな〜と思ってました。
そして間違いなく思い出に残るステージになったと思います。

一つ残念なのは…さわおさんのMCを全て忘れてしまっていることです(笑)ダメじゃん!!


ということで今年のライジングも無事終了しました。
今回参加された皆さん、一緒に絡んでいただいたみなさま、ありがとうございました!!
残念ながらお会いできなかったみなさまもそれぞれの楽しみ方で過ごされたことと思います。
楽しかったですね♪

ほんとお疲れ様でした。