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●仙台ライブの前にいつも通りタワレコへ行きました。とにかく欲しいものがあり過ぎます…。椿屋のＤＶＤも欲しかったけど（私には）高くて買えない。ということで、今回は以下の３枚をチョイス。

pied-piper

最近はもっぱらこれにハマってます。あらゆるジャンルから出来上がった宮川弾流珠玉のポップス達。電子楽器を一切使わないということで、アコースティックな音を想像してたのですが、とんでもない、管弦楽器がこんなにもポップスにはまり込むとは思ってなかったですね。もちろんホーンとかストリングスでのピンポイント活用はあるにしても、しっかり生グルーブを聞かせてくれてるのがさすがですね。そしてメロディーが秀逸の出来。完全にツボのメロディーラインですね。さらにそれらに乗る名だたるシンガーたちも素敵☆です。しっかり自分の色を見せてますね。逆に言えばしっかり良さを引き出している弾さんの手腕ですね。土岐麻子feat.の『あたらしいみち』畠山美由紀feat.の『waitin'』Ryohei featの『a dancer in the room』そして安藤裕子feat.の『マジカル』などはかなりお気に入り。もちろん合間のインストも含めてハズレ曲なし。買って損なし！

DODECAGON

上の宮川弾さんとは打って変って、こちらは電子楽器フル活用！って感じですが、そこがまたキリンジのポップス感を一層高めてくれてるんですね。お互いのソロワークを経て放たれたこのアルバム。やっぱり２人だからこそ出来る奥深いコーラスワークは健在。ただの「いい曲」だけで終わらないひねりと遊び心に満ちた新しいキリンジワールドの始まりですね。頭三曲の兄：高樹作品がたまらなく好きです。『柳のように揺れるネクタイの』はライブ１曲目にはまりそうだな〜。あぁー悔しい…。それからラスト３曲で繰り広げられる至極のバラード達に心を掴まれます。バカラックを彷彿させるメロディーラインが美しい『Love is on line』は涙出ますよ、ライブで聴いたら。あー！やっぱり行けないのが悔しい!!!

runova×handover

キタね。キタねー。ニコッチ（仙台のタワレコでそう略してた）前作よりもさらに衝動的にそして艶っぽさを増した光村くんのヴォーカルが突き刺さります。演奏も確かだし楽曲の完成度も文句無し！前にも書きましたが、このバンドに必要なのはライブの経験だけだと思います。間違いなく上に行けるバンドだと思いますね。あと、歌詞見ながら聞いてたのですが、メロディーへの言葉の乗せ方が絶妙ですね。だって普通に「阪神」とか「巨人」とか「渡る世間は鬼ばかり」などの単語が出てくるし、サザンの桑田さん以来じゃないでしょうかね、日本語をここまで上手くロックに馴染ませられるのは。『泥んこドビー』『アボガド』『３年目の頭痛薬』あたりは是非歌詞カードとにらめっこしながら聞いてみて下さい！あと『梨の花』はやっぱり名曲ですね。以前ライブ行ったとき光村くんに「是非音源化して下さい!」お願いしたのが、こんなにも早く手元に届くなんて幸せですね。やっぱり要望が多かったんだと思います。いい曲だもんね！