momomo22006-10-06

行ってきましたマイスティースのライブ!
昨日の日記でも期待と不安半々なんて言ってましたが、結論から言うと文句なしに楽しかった!そして今回のアルバム『CONSTANT MUSIC 2』が益々好きになった!って事ですかね。次松君はなんか歌に目覚めたって感じで、終始目を瞑って曲に入り込んでましたね。いい意味歌に落ち着きが出た感じです。しゃべりの方は相変わらず「ゆる〜い」感じだけどね(笑)そして今回の収穫はやっぱりサポート隊の3人。SAXの武井さんにトロンボーンの前田さんとトランペットの寺田さん。既存曲のソロアレンジも上手くアレンジされて演奏してくれたので、とても新鮮に感じたし、何よりも終始笑顔で踊りまくってたので、見てるこっちも楽しくなりました!次松君も最後には「かわいい奴ら」って言ってましたよ(笑)
さて、その他面白トークも満載のライブレポですが、一応明日の最終日もあるので、ネタバレOKの方のみどうぞ…。
さて、まずはセットリストですが、終始踊り狂っていたので、順番とかはほとんど覚えていません…。おそらく演奏したであろう曲だし、もちろん順不同ですのであしからず…。

(セットリスト)
oldman silence〜Guilty boy〜雲を呼ぶよ〜恋はメレンゲ〜(MC)〜ムーンリバー〜Mrs.PurpleRain〜ゴメンネベティ〜霧の中〜(MC)〜HONEY GOLD〜PAVANE〜花の衣擦れ〜?〜(MC)〜?〜あいのけもの〜ネモ〜Stinky is my little〜(MC)〜シュガープールでつかまえて〜Ohio Man〜them!〜レモンの花が咲いていた〜EL DOMINGO
(アンコール1)
タイトル募集の即興セッション?タイトル:『速いよ!』〜think about bird’s pillow case〜 Rainbow Town
(アンコール2)
シチューの残像〜THE SKYBALL
※?はインスト2曲で、次松君がピアニカ吹く曲。

今日は時間的に余裕があったので、タワレコでbirdのアルバムを満了ポイントで買う。さらにあまりの寒さもあり白いストールを買うことに。仙台はホント寒い…!さて、開場と同時に地下のジャンクへ。入り口ではマイスライブではおなじみのワイルドターキーがお出迎え。中に入るとまだ人が少ない状態。自分のチケットが76番だったので、多少なりとも客の入りを気にしてしまう…。とりあえず2列目中央をキープしつつ、おなじみSATO THE TIGERさんの素敵☆DJプレイに身を委ねていました。開演時間を10分ほど過ぎた頃、そろそろ時間かな?と思っていたら特に客電が落ちることなくそのまま会場にハードロックなナンバーが流れる「えっ?はじまるの?」と思ったのも束の間、ステージが明るくなりメンバー登場。こんなに近くでマイス見るの初めてだったが、メンバー全員の顔が見えるってのもいいね。さて、最後に登場の次松君。早速1曲目?と思ったらいきなりのMC(笑)「いや〜仙台久しぶりです!その節はどうも…」って、その節って何?(笑)「今日はもう大変やからね、右からひとりずつ名前聞いてくから…君なんて名前?」と、多少グダグダなりそうになったところでいつもの「マイスティ〜ス、ライブ!!!」の掛け声でスタート。まずは『oldman silence』と『Guilty boy』の既存曲。今回全体を通して既存曲に関しては、もちろんアレンジは違えど、違和感はほとんどない感じ。サポート隊がいい仕事をしてくれてると思います。そのサポート隊がとにかく盛り上げてくれるんですよ!!特にトロンボーンの村田さん見てると飽きません。終始笑顔だし、歌うし、踊るし、隣の武井さんがフルートソロの時タンバリン叩きながら顔覗き込んだりとなんともお茶目な人でした。トランペットの寺田さんと3人で踊ってる姿が今でも目に焼きついてます(笑)そういえば元祖「スマイル」といえばドラムの金澤君ですが、今回はあまり笑顔が少なかったように感じます。(見落としてるだけだとは思いますが)でも、よくベースの和田君と目が合うと嬉しそうに笑っていました。あと、曲で気になったのは『あいのけもの』〜『ネモ』〜『Stinky is my little』というGoodな流れ。ここが一番ヤバかったです。それと一番踊ったのが『シュガープールでつかまえて』〜『Ohio Man』〜『them!』〜『レモンの花が咲いていた』といった終盤の流れ。久々、酸欠になりそうなほど踊りまくっていました。さらに、今回のライブで一番好きになったのが『EL DOMINGO』。これは、絶対ライブで聴くための曲ですね。とにかく藤井君の神がかり的鍵盤プレイにしびれたと同時におもちゃのように次松君が扱うMOOGもいい感じ。CDの音源では表現出来ないほどのグルーヴを感じることが出来ました。やっぱりマイスはライブセッションバンドだな。と実感できましたね。これはアンコールでの即興でも十分確認できました。それにしても今回のアンコールは「題名のない音楽会?(笑)」ということで会場からテーマを募集するのですが、会場から「速いの!」と声がかかる。おそらくPPTMDあたりを期待してのコールだと思うが、次松君聞き間違えたのか、「速いよ!」ということで曲スタート。これはほんとにアドリブなのか、金澤君のリードで曲が進む。そしてどんどん速くなっていくんですよ!しまいには現代ジャズかプログレのごとくいろんな音が混ざり合ってだんだんクールダウンって感じ。会場のみんなも踊るというよりそのプレイに見とれていたって感じですね。そしてサポート隊のリコーダー登場で『think about bird’s pillow case』ですが、ここでもサポート隊が大活躍。踊りが昔のアイドルかスクールメイツ風の振り付けで、なんともツボでした。もちろん一緒に踊りましたが…(笑)そして2回目のアンコールでは「アルバム曲全部やろう思って…」ということで『シチューの残像』もやってくれましたね。ちなみにアンコールは全員ツアーTシャツに着替えて登場。アルバムに入っている『Hai』と『Ee』の曲タイトルをモチーフにしたもので結構おしゃれです。そしてホントのオーラスは『THE SKYBALL』の王道パターンでしっかり締めてくれました。
さて、ここからは次松君のMC特集。
・今回やたらと緊張してたらしく、「あー緊張する〜」を連発。会場からの下ネタコールで和らぐ場面も。ライブ中盤では「焼酎の水割りなどあったら…」と催促する場面もあり。ちなみに終盤頃に会場からウィスキーの水割りが差し入れされると「これはヤバいで〜酔うわこれ!」と上機嫌(笑)すっかり緩んでましたね。
・ツアー用に作ったマイスの手ぬぐいタオルを「ジャ〜ン!」て見せたあと、「トイレにでも吊り下げてください」といって会場に向かって投げるものの、柵の手前に落ちてしまい、一番前の人がしゃがんで取りに行くことに…さらに取りに行った人もご丁寧に「ハイ!」って次松君に返してるところがウケました(笑)
・あと、ライブ前日に次松君のお父さんから届いたメールの話が最高におかしくて、内容としては「明日と明後日のライブがんばれ!」的な内容だったらしいのですが、最後に「知り合いの女子高生がライブ見に行くらしいのでヨロシク…」と。女子高生の知り合いって…(笑)しかもメールでは女子高生の「生」の字がなんと「SAY」になってたらしい。これには会場も大爆笑でしたね。
他にもいろいろあったと思うのですが、思い出したら追記しておきます。
さて、ライブ終了後は時間も無かったので、さっさと帰ったのですが、収穫がもう一つ。念願だった「箱(Haco)」のCDがやっと手に入りました!(写真)とにかく次松君のピアノがなんとも美しいこと!やっぱり天才だった。そう思った。そしてマイスティースとしてのソングライティングの原点を知ったように感じた。そしてまたしても「エルドミンゴ」にやられた…。そしてもう一つ「夏の沼」。いろいろ評判は聞いてたけど、まさしくその通り素敵な曲でした。『水槽』もそうだけど、ドライブというよりはゆっくり部屋でお酒片手に聴きたいようなちょっとオトナっぽい作品ですね。やっぱり好きだなー。マイスティースというよりやっぱり次松君の音楽性なのかな?多面性があるということは今後もいろんな可能性があるということですよね。うん。楽しみだ!