●とにかく開場が16時30分という早さのため、日中はあまり私的用事もこなせずにそのままジャンク入り。予想通り完全に女子率高いですな…。さて今回もいつも通り後方をキープし全体を見ることに。フライヤーとかも配布されなかったので(最後に配布されました。ライブ中荷物になるしね)暇をもてあましながら、開始を待つ。およそ10分遅れぐらいで客電が落ちいよいよライブスタートです。
ここからはネタバレOKの方のみどうぞ…

(セットリスト)
トーキョーイミテーション〜幻惑〜終列車〜群青〜MC〜プロローグ〜砂の薔薇〜手つかずの世界〜成れの果て〜MC〜紫陽花〜陽炎〜プレイルーム〜小春日和〜MC&メンバー紹介〜君無しじゃいられない〜共犯〜サイレンス〜螺旋階段〜MC〜踊り子〜空中分解
(アンコール)
わかりゃしねぇ惑わず仕舞い(椿屋前身バンドサムウェイ?の曲)〜トワ〜風の何処へ
※YELTSIN さんフォローありがとうございます!

前回のツアーのときは、赤いイメージでフラメンコ調なSEが流れる中での登場でしたが、今回青い照明の中、モダンロック調?な曲での登場。毎回SEって変えてるんですね。さて、最初に出てきたのは小寺君。開場からも「りょうち〜ん!」コールが起こる。次にヤスタカさん。もちろん「バッチグ〜!」コールですよ。そしてアイドル並み人気の永田君は「タカシゲ〜!」と物凄い黄色い歓声(笑)最後に中田君登場で一気に会場のテンションが上がりましたね。いよいよスタートです。
いきなり4曲かっ飛ばしてくれました!特に『トーキョーイミテーション』はお初なので、いきなりこられても心の準備が…。でも評判どおりちょっと大人っぽくていい曲だと思いました。続く『幻惑』もライブでは初。なんか今日は小寺君のドラムがかなり響きます。音源以上に腹に来ますね。そして正式四重奏としてのツインギターセッションはたまんないっすね。ヤスタカさんもだいぶ馴染んだんじゃないでしょうか?そして待ってました『終列車』最初のタカシゲベース聴いただけでもうニンマリですよ。しかもそこから『群青』につながるという王道かつ涙ものの流れ。ここでもしっかりツインギターセッションを見せ付けてくれました。でも、しょっちゅう中田&ヤスタカで向かい合ってプレイしちゃうもんだから永田君がなんか寂しそう…(笑)
さて、ここで軽いMC。といっても「仙台NO1バンドが帰ってきたぜ!」そして「抱きしめにきたぜ!」と中田君。そのまま『プロローグ』へ。なんか前奏でドラムにエコー(エフェクト?)がかかってる感じがして面白かったです。「ポワ〜ン!」という弾むような音を出してました。そしてここもお決まりのツインギター掛け合いですよ。いつ見ても聴いても間奏部分は大好きですね。やっぱりバンドとしての厚みが確実にアップしているのが実感できます。さてここからは昼ドラ的愛憎ソング連発です(笑)『砂の薔薇』と『手つかずの世界』ですね。今まで個人的には「砂の薔薇」は赤いイメージだったのですが、今回のステージングカラーは「青」歌詞の「青ざめた〜海の深くに〜沈めたから…」の印象が強いんでしょうね。初めて気付きました。そして『成れの果て』では我慢できずにサビはしっかり拳をを上げてしまいました!
ほぼ半分終わったところで、ここまでの会場の印象ですが仙台の椿屋ファンってもっと熱いと思ってました。もちろん熱かったのですが、前4、5列ぐらい(コアファンゾーン)のノリとその後ろとがギャップあり過ぎに感じました。もちろん初めて見る人も多いでしょうし、人それぞれ楽しみ方は違うから仕方が無いけど…。でも、いつものことながらスロースターターの仙台人ですからね…ということで後半へ続きます。
後半は中田君ギターをアコギに持ち替えてのスタイル。ここでも軽いMC。今度はヤスタカさんへの「タクロー!」コールに中田君が「GLAYみたいだからやめて!」って。そして「今や日本の芸能界5本の指に入るタクロウですから…じゃぁ、その5人言ってみて!」ってヤスタカさんに振ると「エーGLAYTAKURO吉田拓郎辰巳琢郎、森本卓郎そして安高拓郎ね!」って経済ジャーナリストの森本さんが入ってることがマニアックでよかったです(笑)さて、曲の方は「最近晴れ男なんで、だんだんこの曲が似合わないバンドになってきましたが…」という振りで『紫陽花』からスタート。ぜんぜんそんなこと無いですよね。この曲で椿屋知った人も多いですからね。まだまだ「椿屋=紫陽花」って言う人も多いはずです。むしろ定番曲ですね。さて、続く『陽炎』に入る前、中田君が曲のギターリフを弾いていると、会場から笑い声が…。すかさず中田君「なに笑ってんの?ちゃんと聴いてよ。仙台で作った曲なんだから…」それだけでも会場盛り上がる(笑)続いて、今回のツアーで実験中という曲『プレイルーム』ですが、曲としてはもちろん椿屋らしいところがあるんですが、まだ聴きなれてないせいか、今ひとつ聴き所が見つかりませんでした。でも、ツアーを通して完成していく曲だと思うので、むしろその完成具合が楽しみですね!そしてこのブロック最後は『小春日和』です。いつ聴いても、何回聴いてもやっぱりいい曲ですね。でも、気になることがひとつ。聴き手側ですが、サビの部分はワイパーみたいに手を振らないの…?タテヨコ結構バラバラだったんで演奏する方も気になるかも…。そういう一体感って欲しいですよね?でもホントはメンバーの誰かが煽ってくれればいいのですが、あえてバンドとして求めてなければ…。んー気になる。
さて、ここからはもっと楽しい時間です♪
いきなりのハンドクラップで盛り上げ、毎回楽しみなメンバー紹介です。まずは永田君。中田君の「まさか昨日一人で仙台っ子いってないだろうな!?」の問いに首をかしげるタカシゲ。中田君に「声出せよ!!」ってツッコミ入れられてましたが、ソロプレイはちょっと高いところ(アンプ?)に乗ってくれたので、そのしなやかな指使いを堪能することができました。もちろん会場からは黄色い声(笑)。続いては小寺君。「仙台最高〜っ!!!」って目いっぱい叫んでくれました。そのテンションでのドラムソロはかなりパワフルでしたね。さて、続いては待ってましたバッチグー安高です。「ワン!ツー!ワン・ツー・スリー!」のコールとともにソロプレイに入るんだけど、なぜかトーク開始。しかも「ギターテクよりキャラ優先」って…(苦笑)しかも、いつの間にか「安高拓郎のテーマ♪」なんてのができてたのね(笑)でも、すっかりメンバーに溶け込んでる感じがまさにバッチグーでしたね。そのままヤスタカさんが中田君を紹介するんだけど、なんて言ったのか聞き取れなかった。面白いこと言ったと思ったのに…。さて、中田君はそのままコール&レスポンスへ。今回は意外と普通でしたね。また「つつつつ艶ロック!」とかやると思ったのに…残念。そのままライブは終盤へ。ここからはギター不要の「中田裕二歌謡ショウ」ですので、こちらも大いに踊らせていただきました!まずは『君無しじゃいられない』で踊りまくりです。周りの人は迷惑だったかも…。そして今回もっとも楽しみにしていた『共犯』そして『サイレンス』どちらもカップリング曲ですが、もったいないほどの完成度。「共犯」はもっとセッション風にやって欲しかったなー。でもやっぱり好きですねこの曲。中田君もギター無しのほうがソウルフルだし、良かったと思いました。「サイレンス」は正直音源聴いたときはピンとこなかったんですが、ライブ栄えする曲ですね。リズムのうねりが結構ツボでした。そして最高のダンスチューン『螺旋階段』そしておなじみ「踊れ!踊れ〜!」コールで『踊り子』です。もう最高ですね!何回もライブで聴いてるんだけど、無いと寂しい曲ってありますよね。楽し過ぎます!!そしてそのままのテンションで『空中分解』。やっぱり一応のシメはこの曲なのかな〜。今の所、この曲に変わるものが無いですよね?
さて、程なくしてアンコール。会場の「もう1回コール」に乗って再びメンバー登場です。アンコールでは中田君やたらとヤスタカさんにツアータイトル『sexual! beat! explosion!』(映画の宣伝風に)を振る。ヤスタカさんも乗ってくるから面白い。MCでは中田君が「これまでいろんなバンド遍歴があって…」みたいな話を。そして「こんな風な曲をやってました…」といって『惑わず仕舞い』を披露。それがかなりパンクっぽいんだけど、しっかり今の椿屋の片鱗を感じ取れる曲でした。それにしても、そのバンド時代の呼び名がすごくて永田君が「ラビー」(だったような…?)そして中田君がなんと「デイジー」ですよ(笑)さすがに二人とも照れてましたね。そして、折角だから、ほか二人のニックネームも考えようということになってヤスタカさんは「キモイ」って…。「そして良ちんは…」と中田君が考えてると会場から「モズク〜!」の声。「モズク言うなよ〜」と髪をかきむしる良ちん(笑)ということで、「ラビー&デイジー&キモイ&モズク」でバンド復活です!ま、再び作務衣着ることは無いでしょうけど…。さて、気を取り直してアンコールは『トワ』です。遠くからは確認できませんでしたが、今日もMacくんはいたんだよね?打ち込みも入ってたような気が。それよりも、昨年弾き語りではじめて聴いたこの曲をまったく同じ箱で今度はバンドアレンジで聴くことができるというのがなんか感慨深かったです。歌い方もかなり感情こもってたように感じました。さて、よほど熱唱したのか、声の具合がおかしくなる中田君。そのままのMCでは今のバンドの形に対する絶対的自信を語ってくれました。「気持ちの上では無敵だと」「あとは売れてくれるだけなんだけどね〜」って。ほんとそう思います。後のアンケートにも書きましたが、上っ面だけの安い音楽が氾濫する時代からの脱却が必要だなと改めた感じましたね。そのためにもこの4人組にはもっと上のところでやってもらう必要があります。中田君の最後の言葉「日本一が見えてきた!」「来年は大変なことになるから!」にはしっかりその決意が込められてましたね。
ということで、あすの行方を占うかのように最後は『風の何処へ』で終了です。
前日がWアンコールだったので、期待したファンが客電が点いてからもアンコールを送ってましたが、今日の中田君の状態では無理だったと思います。そこはプロ意識ということで納得しましょう。それにしてもやっぱりワンマンはいいですね〜。2日間内容は違えど充実そして満足のステージだったと思います。
※いろいろ抜けているところもあると思うので、思い出したら追記します。
さて、実は、10/1休めると思ってなかったので、椿屋1本に絞ってたのですが、時間差でセカイイチのワンマンがあったことに気付きまして、帰りに寄ってみようとennまで向かう。もっと早く思い出していれば、即効で駆けつけても良かったのに…。着いたときにはすでに終盤。スタッフの人に「もう終わりますか?」と聞くと「そうですね」の返事。もちろんチケットも無いので、階段のところで、漏れてくる音を聞く。するとちょうど馴染みのイントロが…『シルクハット』ですよ。ラッキー☆そのまま『忘れてた事』も聴けたし『石コロブ』は曲への入り方が新鮮だった。最後かな?と思ったら『僕らの歌』や『聞いてますかお月様?』まで。目の前にある扉を開けて参加したかったです。もったいないことしたな。スタッフの人とちょっとしゃべったら、椿屋とセカイイチ同じくらいチケット売れてたらしい。しかも椿屋終わってから流れた人も結構いたらしいです…。アー!完全な計画ミスだ…。