『ピースフル&ビューティフル』

さて、今日は急遽用事があり新潟まで。ついでにタワレコ行きました。最近CD買うのちょっと自粛してたんですが、やっぱり欲しくなってしまうのは性なんですね。しかも欲しいCDがWポイントとなると尚更です…。さて、今日は厳選した2枚です。
bonobos:あ、うん』
・どうしてもフィッシュマンズと比較される傾向にあるbonobosですが、前作「GOLDEN DAYS」でのセルフプロデュースを踏まえ、しっかりと自分たちのスタイルとバンドとしての自信を確立した様に感じます。その上で再び朝本さんを迎えての今作ですが、また新たな世界観を見せてくれているところが嬉しい。1,2曲目『あ、』『あまい夕暮れ』など、お決まりのゆるいリズムに身を委ねるのもいいが、3〜6曲からは思いっきり踊れそうなパーティーチューンが満載。レゲエあり、サンバありそしてbonobosドラムンベース?と思えるナンバーなど、朝本さんならではの手法を上手く取り込み表現できてると思いますね。バックのスカパラホーンズも最高!やっぱりbonobosはライブバンドなんだと確信しました。今回のライブツアーは絶対楽しいと思います。そしてラスト2曲『Beautiful』『よあけまえ』といった涙が出るほど美しいメロディーに酔いしれます。帰り道ずっと車で聴いてましたが、ものすごく自然に耳に入り、自然に身を委ねることの出来る音ですね。当分マストアイテムになりそうです。ほんと脱帽!

あ、うん

あ、うん

EGO-WRAPPIN’:ON THE ROCKS!』
・まだ、ちゃんとは聴いてませんが、先行PVとなったまさに旗艦ソング『Mother Ship』を視聴した段階での今作への期待感は高かったので、1曲目の『天国と白いピエロ』が流れた瞬間、久々に震えた…。軽快に刻むピアノのリズムに乗って弾む良恵嬢のヴォーカルが大好きなアルバム『SWING FOR JOY』に通じるところがあり嬉しくなリました。アルバム全体を通してもまさにその通りで、これまでの作品で作り上げてきた世界観に前作「merry merry」での実験的アプローチのエッセンスを加え、さらにエゴワールドを極めた感じで、この10年間の集大成的作品であるのは間違いないと思います。とにかく数回聴いただけでは絶対分らない難解なリズムとメロディーが「音好き人」の心をくすぐります。ちゃんと聴き終えた時は1つのオペラやミュージカルを見終えたような充実感がきっと出てくることでしょう!聴き込み必須なアルバムです。また、それを形としたライブツアーにも是非参加したいですね。
ON THE ROCKS!

ON THE ROCKS!

どちらもジャケットに描かれた手書きの円(サークル)がなんかピースフル!