『アメリカンアイドル:ベスト6』

マカフィー!

昨日録画しておいたアメリカンアイドルを見る。今回のテーマは『クラッシクバラード』しっかり心を捕らえることが試されます。今回の指導者はホイットニーやセリーヌディオンなどを育てたデヴィットフォスター氏とオペラ歌手のアンドレア・ボッチェリ。彼もスティービーと同じく盲目の歌い手なんですね。やっぱり5感の一つを失ってしまうと、それ以外の感覚が研ぎ澄まされるんですね。それにしてボッチェリさんはとにかく声量がすごい!あれではしっかり伝わるはずだ。審査前のパフォーマンスはホント圧巻でした!生で聴いたら、おなかにズッシリ来るんでしょうね。さて、レッスンの方はというと、今回はかなり厳しい内容にになってましたね。でも、そのアドバイスが効いた人及び逆に個性が出せなかった人で、大きく明暗が分かれてしまった感じです。それでは今回の個人的ベスト3です。

1.エリオット…いやー良かった。ポーラが泣くのもわかる気がしました。曲はダニーハザウェイの『A Song for You』をチョイス。一般的にはカーペンターズで広まってるのかな?しかし、これまでにない渋さ満点のパフォーマンスに感激しました!このままファイナルまで行って欲しい。
2.クリス…文句なし(笑)ホント毎回やってくれます!今回もブライアンアダムスの『Have You Ever Really Loved a Woman』を彼「らしい」パフォーマンスで熱唱してくれました。視聴者が飽きない限り、間違いなくファイナリストになれますね。
3.キャサリン…今回はホイットニーの「I Have Nothing」に挑戦。とにかく衣装が…。パフォーマンスは多少力み過ぎたところもあったが、それなりに歌えていたと思う。審査員はホイットニーと比較し過ぎかも。それにしてもやっぱり親父さん涙目…(笑)

そして個人的ワースト3は

4.テイラー…個人的には大好きな「Just Once」をチョイス。後半は彼独特の歌いまわしで魅了してくれたものの、やっぱり出だしが気負いすぎてる感じでしたね。でも良かった!
5.パリス…パフォーマンスは問題なかったんだけど、テーマが厳しいかも。まだバラードを歌うには早いのかもしれませんね。でもバーブラ・ストライサンドの「The way we were」を唄うとは大した才能です。
6.ケリー…最近ちょっと番組を甘く見すぎてる感じがあります。気持ちが伝わってきませんね。トークでも言ってたけど、曲選びが安易過ぎますね。映画「ゴースト」から『Unchained Melody 』だって…。まず全然本人には合ってないし、もちろん歌いこなせてません。彼氏がいないにしても「愛」を伝えられる歌はいっぱいあるはずです。でも、憎めないんですよね、あのキャラ。

という訳で、大方の予想通り、今回でケリーが姿を消してしまうこととなりました…。アイドルとしての才能はあると思うんだけどね。これからはその「天然」キャラを生かした仕事が出来ると思いますよ。コメディー女優なんか向いてるかも。ルックスも悪くないしね。日本人が好みそうな感じです。
さて、いよいよファイナルが近づいてきたアメリカンアイドル。なんとファイナルのステージでは再びトップ10に残ったメンバーの歌声が聴けるらしい。さらにその後のツアーも企画されているらしいので、楽しみです。日本へは来てくれないのでしょうか?生でマカフィー見てみたい!って言うか、歌聴いてみたい…(笑)