行ってきました初めての新潟ライブ!
実は前日とてもいやなことがあって、本当は新潟まで行くのやめようかと直前まで渋ってたのですが(自分が悪いんですけどね・・・)、そんな時こそ助けてくれるのがやっぱり「音楽」ですね。おかげで再び元気をもらうことが出来ました!それだけ楽しいライブだったということで、新潟まで遠征した甲斐がありました。何が良かったかというと、もちろんライブは2バンドとも最高だったのですが、会場内の雰囲気(相変わらず女子率高いけど・・・)とかノリ具合がとてもイイと思います!仙台とか山形はどちらかというと、控え目な方なのでエンジンがかかるまで時間がかかるのですが(かかると手に追えない!)のっけからのテンションの高さは久しぶりかも・・・。とにかく終始上げ上げでしたね(自分だけ・・・笑?)
それでは感想です。
※まだ、ツアー中なので、ネタバレOKの方のみどうぞ。
Jackson vibe

(セットリスト)※順不同かも?
???(新曲)〜案ずるな〜夜と風と〜さよならヒーロー〜MC〜ラブリー(小沢健二のカバー)〜朝焼けの旅路〜未来少年〜MUSIC FREAKS〜

・SOLD OUTまでは行かなかったものの、会場もほぼ満員のギュウギュウ状態。そんな中、いつも通り、会場最後尾をキープしました。19:00丁度。スタッフの「じゃ、行きましょうか!」の合図と共に客電が落ちる。SEはもちろんジャクソン5の「I WANT YOU BACK」(笑)曲に合わせて、会場から一斉に手拍子が起こる。いい雰囲気だ・・・。そしてライトアップと共にいきなりグローバー君「やってきました〜!ドリームハンティングツアー〜!キャプテンストライダムじゃありませ〜ん!」(笑)会場の3分の2がキャプストファンと思われるなか、一気に取り込んでいくテクニックはさすが。さらに眼光鋭く会場の後ろの方まで見渡し、「盛り上がれ!」とばかりに訴えかける目力はすごい。なじみの曲が多かったこともあり、まずは4曲ぶっ通しで盛り上がりました。熱気で既に汗びっしょり。(エアコンの下でよかった・・・)MC兼メンバー紹介でもかなり笑わせてくれて、札幌、仙台と一緒にツアーを回ってきた「妖怪バンド」にすっかり感化されてしまったらしく。いやいやながらも、すっかり「妖怪の会」に毒されてつつある様子。「妖怪たんころりん」(後ほどキャプストのレポで説明します)の話で盛り上がったそうです。それにしてもグローバー君はさすが元委員長(スペ中トークが上手いね。メンバーに対しても突っ込みどころはしっかり抑えていくし。とてもメンバー最年少とは思えないほど巧みでしたね。MCの内容はほとんど4/26発売となるニューアルバムの話が中心でしたが、間違いなく彼らの最高傑作だそうな。目の前でこれまでのパフォーマンスをされるとチェックしたくなりますね。
そしてライブ後半は「あの名曲」からスタート。「レコ発ツアーでは新潟これないので、カバーやります!」「小沢健二、通称オザケンというシンプルなおとこがいたのですが・・・」(オザケンファンに怒られる・・・笑)「知ってる人は一緒に唄ってください!ラブリ〜ッ!!!」会場からものすごい歓声が上がる。まさか「ラブリー」が聴けるとは。意外な感じはしましたが、これがまたいいんですよ!!原曲が素晴らしい事もありますが、ここまでロック色を強くしてもポップ感は失わないんですね。もう手を叩いてノリノリでした(笑)さらにそのままのテンションで、コール&レスポンスもしっかり決まり、彼らの大ヒット曲「朝焼けの旅路」そして新曲「未来少年」と一気に突っ走る。そして「最後にもう1曲だけやらせてください!」ということで、泣きの名曲「MUSIC FREAKS」でいい意味クールダウンして終了。あと、ライブ途中グローバー君が言った「君たちはドリームハンターだ!」の言葉が印象的。ほんと「いい夢」いただきました!
さて、いきなり体力の半分以上を消化してしまった感もあり、キャプスト前に不安も残る。これだけのステージを見せられ、横で見ていた永友君もかなり気合入ったと思います・・・。



キャプテンストライダム

(セットリスト)※順不同かも?
フランクフルト〜メトロのメロス〜MC〜マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー〜影のない男〜流星オールナイト〜MC〜十五夜〜カブトムシ(aikoのカバー)〜GOOD HARVEST〜MC〜風船ガム(新曲)〜サイボーグ〜キミトベ〜悲しみのシミかな(アンコール)

さて、いよいよキャプストです。ステージにはいきなり幕が張られ「なんかの演出?」とか思ったのでしたが、考えすぎでした・・・(笑)客電が落ちミルマスカラスのテーマ曲でおなじみ「スカイ・ハイ」が流れる中、普通にメンバー登場。あれ4人?ということで、今回はギターサポートを入れての編成。これがまた「面白きゃら」です。(後ほど紹介)
「にいがた〜〜ッ!!!」「はじめまして、キャプテンストライダムで〜す!」の掛け声と共にはじまったステージは今回のツアーテーマ曲でもある『フランクフルト』からスタート。イントロがちょっと違っていたので、最初分らなかった。それもライブならではですよね。まずはお披露目程度にアップナンバーを2曲。そして最初のMCでは、「はじめまして新潟」なる話。生まれて初めて新潟市に来たらしい。プライベートでは苗場のフジロックにモリヨシ君と一緒にテントを担いで来た事はあるとか。そして印象はやっぱり「米どころ・・・」らしいです。余談ですが、会場の壁に貼ってあった椿屋四重奏のポスターにある中田君のサインにも「こめどころ」って書いてあった。みんな同じなんですね(笑)さて、MCの続き・・・。前日仙台からの移動の際、永友君だけ車に乗り切れず、一人寂しく新幹線で大宮まで向かう時の話。これが凄くて、仙台のホームで新幹線を待っていたら、来たのがなんと「MAXやまびこ108号!」という偶然。「なんか運命めいたものを感じた」と永友君。あと、パワーストーンの話もしてました。1個200円のパワーストーンを買ったらしく、ポケットから出して見せてました。もう1個買ったらしく、「こっちは女性を幸せにする効果があるらしいですよ。どうですか奥さん!こんばんはビートクルセイダースです!」って(笑)とにかくネタ満載ですね。既におなか痛い・・・(笑)さて、ステージに戻って『マウンテン・ツー』はやっぱり盛り上がるね。一番客の反応が良かったように感じました。「山のように見える〜!」のところではしっかり「肉団子」注文しました(笑)でも、初めての場所でやるのはたとえ何百回演奏したこの曲でも緊張するらしく、出だしが微妙に遅れた感じでした。それも愛嬌です。そして、旧作からは次の『影のない男』だけでしたね。肉屋とか犬も聴きたかったけど、レコ発だからしょうがないか・・・。さて、『流星オールナイト』が終わったところで、永友君が椅子に座ってアコギに持ち替える。ここからはいよいよお楽しみの「妖怪談話」です。
せっかくグローバー君が「妖怪たんころりん」の話を振ってくれていたので、詳しい説明を。なぜかマイクにエコーがかかる(笑)「柿の実をとらずにそのままにしておくと、赤い顔をした親父が、夜な夜な家のドアを叩きに来るんですそれは・・・妖怪たんころりんだぁ!」って。グローバー君は「酔っ払ったてめぇんちのオヤジじゃねえのか?!」って言ってましたがね。(詳しくは水木しげるの妖怪ワールド参照)それから「夜とか、寝てるときに来る妖怪が多いので注意してくださいね」って永友君が言ったら会場から「まくらがえし!」ってコールが。そう、以前スペ中でやった「妖怪まくらがえし」です。「朝起きたら枕の位置が逆になってるのは寝相が悪いんじゃなくそれは・・・妖怪まくらがえしの仕業だ!間違いないっ!」(長井秀和風)
さて、ここは決して妖怪トークの場じゃなく、アコースティックなステージです。ギターを買う前にハープスタンドを先に買ってもらった話とかも面白かった。雰囲気を出すために手はエアギタースタイルでボブディランの雰囲気(笑)ルーツではないけど、そんなアコースティックな曲もやりたくて作った曲です。といって『十五夜』をしっとりと。バラードもしっかりと聴かせてくれる声を持つ永友君に感動しながらじっくり聴き入る。改めていい曲だと思った。続くMCでは、昔よく友達と弾き語りをやっていたという話。そのスタイルが面白く、お互い向かい合っての弾き語りなので、すかさず梅田君が「タイマン弾き語り!」ってツッコミを入れる。「そう、タイマン弾き語りです。月刊『歌謡曲』とか見ながら・・・笑」「ここでもう1曲大好きな曲をやります・・・」といって始まった曲は、なんとaikoの『カブトムシ』これには会場がざわつき始める・・・。さすがにaiko好きな私もビックリでしたね。でも、これがまたいいんですよ!特に「生涯〜っ、忘れる〜っ♪」のファルセット。何か得した気分でした。今度カラオケで歌ってみよう(笑)さて、アコギのまま次の曲『GOOD HARVEST』に続くのですが、前奏を終えたところで再びエレキに持ち替える。そして「上杉謙信コール&レスポンス」(個人的には武田軍:真田幸村の子孫なので、微妙な反応・・・)でも、今回のライブでこの曲の評価が上がりましたね。アルバムではさらりと流して聴いていた曲なのですが、ライブでの演奏はかなり音の厚みが感じられ、おなかにズンズン響いてきました。もともとドラムが印象的な楽曲で、それもさることながら、やっぱりサポート効果もあるんでしょうかね。
さて、ここで再びMCというか「我々もJackson vibeを見習って、遅ればせながらここでメンバー紹介します!」ということで、やっとメンバーに話を振ってもらえる時が・・・。一番後ろで見てたので、モリヨシ君なんかほとんど見えてなかったもんね。梅田君は相変わらずお酒の話。酒どころでもある新潟ならではですよね「しょっぱいもので1杯!」。モリヨシ君は仙台で永友君に「プラネタリウムで昼寝するのが最高!」といわれたらしく、即実行。また新潟に向かう車の中でも大いに眠ったらしく「三年寝太郎のごとく、寝まくったので、これからは三年分働きま〜す!」と意気込んでいた。だから当日のドラムがパワフルだったのかな?そして、お待ちかね「今回のサポートメンバー、ギター横山竜一〜っ!通称横チン!」何か顔が「カワイイ系」で、小動物みたいです(笑)もうすっかりバンドに馴染んでる感じがしましたね。でも、グローバー君に「お前、横チンというより神宮司(寺か?)だな」といわれたらしく、永友君に「じゃぁ、新潟だけは神宮司(寺)で行こう!ギター神宮司(寺)くんで〜す!」と早速のいじられ様。とにかく面白キャラです。
さて、ライブも終盤に差し掛かり、「まっさらな曲やります!『風船ガム』!」この曲はちょっとした楽しみ方があって、「ふうせ〜んガム!」のあとに「パンパン!」と手拍子入れるんですが、練習でもなかなか合わない・・・。「とにかく行って見ましょ〜う!」ということになったのですが、もちろん本番でも遅れてしまい苦笑。あれはその部分だけで合わせようとするからダメなんですね。曲のリズムを掴んでいれば大丈夫でした!「・パン・パン・パン・パンパン!」(キャプストの曲は大半このリズムでノレます)そして、『サイボーグ』の後半では梅田君と神宮司(寺)くんが向かい合ってプレイしてる姿が、かなり微笑ましかった!続くラスト曲『キミトベ』の前に恒例?の「YMCA」もどきを・・・(笑)今回はJUNKBOX-mimiの「mini」をセレクト。「M-I-N-I!」Mのポーズがおサルみたいで照れくさい・・・(苦笑)しかもNなんてどっちの手か分らなくなるし・・・。でも、ああいう一体感っていいよねー。楽し過ぎます!もちろんキミトベも盛り上がリました。「ありがとう〜っ!キャプテンストライダムでした〜!」といって一旦引き上げるが程なくして、再び登場。もちろんアンコールです!でも、ここで悲しいお知らせ・・・(笑)なんとグローバー君からの伝言で、「神宮司(寺)くんはやっぱり「横チン」のほうがいいな」ってことになり、わずか30分だけの神宮司(寺)君でした(笑)さて、永友君が「最後にもう1曲だけやらせてくださ〜い!」と言って『悲しみのシミかな』で清々しくラストを迎えました。何かほんとに清々しい気分になれましたね。思いっきり笑って、踊って、唄って・・・とても楽しめたライブでした。終了後、一緒にまわてきたJackson vibeとは「魂の別れ」を・・・。メンバーをステージに呼び寄せてくれました。これにはちょっと冷め気味だった後ろのファンたちも一気に盛り上がりましたね。グローバー君が「M-I-N-I!」をやりながら登場。最後は出演者全員で手をつなぎ「バンザ〜イ!」(なぜかウェーブに変わる・・・笑)を。会場も割れんばかりの拍手です。対バンツアーってこういうのが感動するんですよね。良かった、良かった・・・。さて、客電も点き、客もみんな帰りを急ぐ状況下、一部のファンがずっとアンコールの拍手をやめません。(もちろん私も)拍手もまばらになって、あきらめかけた瞬間、なんと再びキャプストメンバー4人が袖から出てきてくれました!永友君が「今日はほんとにありがとう!また絶対、新潟来ます・・・。でもせっかく出てきたんだから、例のヤツをやって終わりましょう!猪木のヤツ!」といってキャプストの「猪木」こと梅田君がモノマネで「元気ですか〜!行くぞ〜!1!2!3!」「ダ〜(肉団子〜っ)!!! 」と盛り上がって終了です!ほんと楽しかったー!