『ピースフル!!!!』

 昨日はドライブがたら秋田まで行って来ました。特に目的とかはなかったのですが、相変わらずタワレコで試聴三昧。今回は2枚購入です。
ワンノート:ピースフル』
まずは、アジカンゲントウキのジャケデザインで知られる中村佑介さんのイラストが目に入り、そのあまりの「かわいさ」にちょっとした照れ(笑)を感じながらも軽く手にとって見たら、帯に書いてあるサポート人の豪華さが目にとまる。なんと、
クラムボンの大助さん。ゲントウキのイトケンさん。NATSUMENの加藤さん、柿澤さん。櫛引彩香さんにおおはた雄一さん・・・。
早速試聴したところ、やはり完全なストライクゾーン。HARCOあたりに通じる中性的な歌声が優しくも曲のポップ感を一層引き立てている。スタイル的には、打ち込みを中心としたポップミュージック中心で、既発シングル『レモン』や『流星群』などのアルバムミックスは秀逸の出来。『City, Country, City』なんかはゲントウキ好きにはたまらない1曲。そしてなんといっても特筆はアコースティックなアプローチとおおはた雄一さんのワイゼンボーンの音色が心地よい『手と手』。これは名曲です!
そんな気心知れた仲間たちと作り上げた、タイトルどおりまさに「ピースフル」な楽曲たち。優しい気持ちになれること間違いなし!
ちょっとは穏やかになってきたこの春の季節にはもってこいのアルバムです。早く桜咲かないかなー。


ピースフル


アーティスト: ワンノート,
メーカー/出版社: インディペンデントレーベル
発売日: 2006/03/08



paris match:after six』
こちらは、うちの奥さまリクエスト。ワンノートとは打って変って、夜の雰囲気たっぷりのアルバム。paris match的「一夜の恋物語」といった内容で、これまでのバンドイメージでもあった、昼的雰囲気(カフェミュージック風?)やオーガニックな面を一切排除しクラブミュージック的アプローチで作り上げられたジャジーでスタイリッシュなシティーポップ。まさに「オトナ」な仕上がりになっています。合わせて詞の世界も、より現実的なものになっており、正直、男性(私)には共感できない部分も多いのですが、新たにOLのバイブルとなりえる作品でもあると思います。タイトルどおり、午後6時から午前5時までの1時間ごとにイメージした楽曲を配するといったコンセプトも面白いと思うし、サウンド的にも前作での New Cool Collectiveとの競演も含め、確実に幅が広がった感じを受けます。まさに5周年を境とした「paris match第2章」にふさわしい、チャレンジ精神たっぷりな作品だと思います。


after six


アーティスト: paris match,
メーカー/出版社: ビクターエンタテインメント
発売日: 2006/03/24