今(午前2時)、仙台から帰ってきました・・・。
とにかくを「これでもか!」っていうくらい串刺しにされた気分です。それだけ強烈な個性を持ったバンド達が集まったこのイベント。十分過ぎるくらい堪能してまいりました。もう大満足です!(未だ、耳鳴りがしてます・・・)今回の出演はNo Regret Life/WONDERS/セカイイチ/NICO Touches the Wallsの4バンドかと思っていたら、オープニングアクトに地元中心で活動しているバンド「spotrain」を加えての5バンドでした。それでは早速ライブレポです。もちろん今回もまだツアー中ということもあり、ネタバレOKの方のみどうぞ
○spotrain
5バンドということで、開演時間通り6:30スタート。思ったより客入りは少ない・・・。いつもの通り、後方物販前をキープ。まずはゆったりとオープニングアクト?のspotrainをみる。ドラムがサポートの3ピースバンドで5曲ぐらいをサラリと流す。ヴォーカルの人は結構声量があり、伝わるものはあったし曲も割とキャッチーな感じで面白いかも。でも、それより面白かったのは、出番待ちのバンドメンバーが後方で見てるんですが、目の前でメトロノームのような横ノリの動きを見せるセカイイチ慧くんが微笑ましかった(笑)
NICO Touches the Walls
バンド出演順が判らなかったので、勝手に物販の並んでいる順番と予想を立てる。(結果としては当たり!)ということは次はニコだな。ということで、思い切って、3列目まで移動する。この位置で見るのは久しぶりです。と言ってる矢先に案の定ニコメンバーがセッティングに入る。最初にギターの古村くんがセッティング。レミオロメン宮司くん系のイケメンです。「あの曲」のリフをしきりに弾いていたので、ちょっと嬉しかった。そしてベースの坂倉くん、ドラムの対馬くんらがセッティングを始めてしばらくしてからヴォーカル&ギターの光村くんが登場。やっぱり第1印象「細っ!」黒のカットソーが尚更ラインを細く見せてます。久々に椿屋:中田裕二並みに細いヴォーカリストを見た。そしてステージが始まる直前。なんかの「まじない」なのか、光村くんが対馬くんの頭を撫でたり、掻きむしっているのが、これまた微笑ましくて笑った。そしていよいよ準備OKの合図とともに照明が落とされる・・・。(あまりの期待感に緊張・・・)
「夜明け前を〜♪」いきなり『行方』からスタート。恥ずかしながら、一瞬眩暈・・・。それだけファーストインパクトが強烈。きっとはじめて見る人は尚更だと思う。続くキャッチーな『image training』でしっかり掴みを取っていき、ここで出ました「あの曲」『プレイヤ』です。やっぱりライブ栄えするいい曲ですね。後半のサビ部分なんかはいつもよりキーを上げて熱唱してました。
ここで、MCが入り「はじめまして仙台」なる話をする。しかも生まれてからの日本最北端更新したって言うからメデタイ(笑)でもしっかり「はじめましてだけじゃ終わらせませんよ!」って気合の入ったMCのあとに『梨の花』。これは絶対聴きたかったので嬉しい。試聴でサビ部分を何回聴いたことか・・・。やっぱり予想通り名曲でしたね。ちょっぴり切な系の歌詞と歌い上げるヴォーカルが魅力的な曲です。そして次の曲はこの時点ではタイトルがわからなかったのですが、もの凄くアッパーでスリリングな曲でした。曲の途中でギラギラした挑発的な眼差しを投げかけてくる光村くんが、どうしても椿屋:中田裕二とかぶる・・・。(もちろん、いい意味で)そして最後の曲『そのTAXI.160km/h』でぶっ飛ばして終了です。いやー短すぎるね。でも、しっかり受け止めたって感じです。ステージ終了後も興奮が冷めず、どうしても一言伝えたくて、セカイイチ終了後、物販に光村君が入っていたので、「予想以上のステージで感激しました!」と伝え、 「梨の花は音源化しないんですか?」と聴くと「皆さんの反響があれば・・・」ということで「是非!お願いします!」と念を押してみました(笑)ついでに「梨の花のあとにやった曲名って・・・」と聞くと「あれは『3年目の頭痛薬』っていう曲で、ライブでは結構定番になってる曲ですよ」と答えてくれました。最後に「今日は、ありがとうございました。また仙台来て下さい!」と伝えライブDVDを購入し一旦引き上げようとした時、「あっ!ステッカーどうぞ・・・」って忘れてたみたいですね(笑)ステージとは打って変って、ものすごいさわやかでお茶目な好青年でした。
○WONDERS
3番目に登場はWONDERSです。唯一、予習無しで臨みファーストインプレッションを期待したバンドですが、その期待通り、今回出演の中ではもっともポップなバンドでした。おそらくビートルズのイメージが根底にあるバンドなのかな?という印象を受けましたね。ツインヴォーカルが結構いいハーモニーを聴かせてくれて、かつてのスパイラルライフなんかを思い浮かばせてくれる様なメロディーライン&ヴォーカルワークが結構ツボに入りました。曲目はわからなかったのですが、後半2曲は結構疾走感のあるギターロックも聞かせてくれましたね。そしてもうひとつビートルズっぽいと思ったのは、曲が短いって事。全部で7曲ぐらいやったのかな?(覚えてない・・・)
今度はしっかり音源チェックしてからライブに行きたいですね。そう思えるバンドでした。
セカイイチ
そして待ってました!11月以来のセカイイチです。楽器のセッティングを見ててもなぜか、健太郎君だけ見つけることができない。いつもならかなり目立つはずなのに・・・。それはそうと慧くん毛伸びたなー!とか紫のパンツに合うなー!などと思ってるうちに、チェック終了。一旦ステージ袖に引っ込み照明が落とされる・・・。程なくして、いつものカーティスのSEに乗ってメンバー登場!健太郎君いた!と思ったらニット帽かぶってていつもの「とさか頭」を封印(髪切ったのかな?)どおりで判らないはずでした(笑)とにかくのっけからテンション高い!高い!「センダ〜〜イ!!」「今日は皆さんと楽しむために来ました!セカイイチです!それでは1曲目〜っ『聞いてますか お月様?』 !」タイムリーなことに当日は十五夜の満月。お月様までしっかり届くほどのテンションでした。続いては聴き覚えのあるギターフレーズ・・・来ました!『シルクハット』です。もう感激〜。夢にまで見た生シルクハットですよ。。。しかもサビの部分は慧くん会場にマイクを向けてくれるもんですから、そりゃ唄わないわけにはいかないでしょう?ということで「シルクハットの中の宇宙〜♪」大合唱です。既に満足状態の私に追い討ちをかけるかのように、慧くん「みなさん!楽しいですかー!ぼくはめっちゃ楽しいですよー!だってこれから新曲やっちゃうんだも〜ん!」といって、5/24発売のシングル「in the ART」から『カプセル』(後のMCで1曲目って言ってたのでおそらく・・・)という曲を。これがまた良い。久しぶりのアッパーなナンバーで今年に向けたセカイイチの決意を表しているかのような曲です。しかし慧くんのテンションがあまりに高く、唄ってる途中でそれでなくてもヘルメットのように伸びた髪の毛が乱れる度にほっぺたにくっつき猫のひげ状態になっていて笑えた・・・。いずれにしても新曲待ち遠しいですね。
さて、ここでMCですが、「音楽って、楽しいね!」突然の問いに会場も戸惑ってましたが・・・。「今回はノーリグがレコ発ということで、ツアー巡ってるんですけど、やっぱりレコードが出るっていうことは嬉しいことですね。タワレコやMTV・・・」MTV??会場から小さい声で「HMV!HMV!」ってツッコミが入るがそのまま通してしまった・・・。その後、レコーディング順調なる話などをした後、「残りわずかな時間ですが、楽しんでいきましょう!」といって『虹』を。しっとり歌い上げるも、しっかりと「魂」が込められた音を受け止めました。唄い方にも余裕が出てきたのか、ちょっと前より唄い方が変わってきたような感じがします。(声に表情がついた感じ?)そして最後にARABAKI出演の告知をして、「今度はARABAKIで会いましょう!セカイイチでした!」といって、最後の『石コロブ』はもう大変なことになってました。慧くんかなりのテンション↑にマイクスタンド倒すは、客の前まで降りてくるは・・・。よっぽど楽しかったのかなー。だったら嬉しいですね。でも5曲はちょっと少ないかなー。レコ発後のワンマンに期待しましょう!
No Regret Life
夜21時を過ぎた頃、いよいよメインアクトのNo Regret Lifeの登場です。セカイイチ同様コアなファンが前に移動して来ましたが、それでも自分のポジションは確保できるほどの余裕・・・。戦闘態勢はバッチリです。SEの後ステージが明るくなったと同時に、「こんばんは〜!ノーリ○×※△◆〜です!」って和奏くん言えてない(笑)っていうか、先にステージ終えたNICO Touches the Wallsもそうだけど、バンド名いい辛いですよね〜。[セカイイチ]なんかは判りやすくていいよね(笑)
さて、ステージはいきなりの『メロディー』から始まり『その瞬間に』『あの日の未来』と続く。とても3ピースとは思えないほどの太い芯を持った演奏に圧倒されまくっていましたが、なんといっても根本となる和奏くんの太くかすれた声がなんとも言えないくらいの心地よさで、時にストレートに、時にじんわりと染み渡ってきます。以前日記でも書きましたが、やっぱりロスト海北君と同じ匂いを感じますね。MCを挟み『西向き』『オレンジ』『扉』やアルバム以外でも2曲ほどやってくれました。曲名判りませんが、結構ファンの中では定番の曲らしいですね。その後も『さよならがはじまる』『Secret Signなど。アンコールは1曲で『失くした言葉』でした・・・。やっぱり大トリということもあり、演奏中心で10から11曲ぐらいやってくれましたね・・・。でも、実はなぜかセットリストをほとんど覚えていないんですよ・・・。書いた曲名はおそらく演奏しただろう?という曲です。それだけ彼らの演奏に集中してしまったという事ですね。(もしくは、予習のし過ぎ・・・)それだけ、引き込む力を持ったバンドだと言うことでしょうか?ちなみに、途中のMCでは、今回のツアー予定と一緒にツアーを回ってくれているバンドへの感謝の言葉ぐらいでしたね。時間もタイトだったせいか、じっくりMCを聞くことができなかったことは残念です。それから、メンバーが演奏を終え、ステージ袖に下がっていく時、最後にステージを後にしたドラムの橋口くんがステージとドラムセットに一礼したのが、ものすごく好感が持てました。
時間があればライブ終了後、いろいろ話を聴きたかったのですが、(酒田へ来てくれる理由とか・・・)さすがに、遅くなってしまったので、そそくさと会場を後にしました。