『アメリカン･アイドル』

　今日スカパーでやってた『American Idol』っていうオーデション番組を見た。この番組見ちゃうと、日本のオーデション番組のレベルってやっぱり低いのかな？と思ってしまいます･･･。だって１７歳でサムクックやスティービー、マーヴィン・ゲイ、シナトラまで唄ってしまうんですから、大したもんです。もともと宗教や生活習慣の違いから「歌」に対しての考え方が違うのは当然だと思いますが、日本のカラオケ延長線的なオーディションではないことは確かです。基本的にはアメリカ中の国民が投票で決めるのですが、その投票数がなんと４２００万件！ハンパ無い･･･。それだけアメリカ中が注目しているオーディション番組なんですね。そして毎週４人づつ落選してしまうのですが、いくら歌が上手くても選曲ミスや体調ひとつで思わぬ酷評を受けてしまうこともあり、ホントにシビアです。今回落ちた人たちもまさに身の丈にあっていない曲を選曲したばかりに、本来の「良さ」を表現できなかった事が敗因だったようです･･･。でも、この番組の良いところは惜しくも落選してしまった人たちを労い、最後にもう一度唄わせてくれること。これはいいと思います。「はい、サヨナラ〜」じゃ無い所が、アメリカらしいところだと思いますね。個人的にはサムクックを唄ったギディオン・マキニーがお気に入り。１７歳であの表現力はヤバイ。楽しく唄ってるところが、なんといっても◎です。しかしこれは今後の展開がかなり楽しみな番組ですね。
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