『幸福の克服』

momomo22006-02-21

スムルースのオフィシャル見てて思ったけど、やっぱり哲学だね。深い。深い。
徳田君の文学センスが最大限発揮された今回の新曲『リリックトリガー』のPVを今日見ました。映像も久しぶりにスマートな(笑?)感じで、いいですね。みんなちゃんと着飾ってるし。ナカジくんの格好が好きだな。最近暖かくなってきたので、そろそろ春物引っ張り出してこないとね。それとナカジくんみてたら、ますます髪切りたくなってきた…。そんなことはどうでもいいか(笑)
さて本題に戻って、『幸福の克服』が今楽曲のテーマということで、文力のない私のコメントでは説明しにくいので、一部オフィシャルサイトから引用します。

歌詞にもあるんですけど"幸福の克服"というのがキーワードなんです。僕の統計によりますと、女性って20代後半から幸せというのを失うものとして捉えているんですよ。男って案外そのあたりを深く考えていなかったりするんですけど、女性は素直に幸せだと感じない。"無くなるかもしれない"と思っている、そのあたりの歌なんです。
 恋をして、失って、いくつもの傷を心に抱えていくうちに、人は幸福に対して臆病になっていく。それって女の人特有だな、と思うんです。男と女の違いって絶対的にある、その精神的な違いっていうのは僕のテーマなんです。だから今回は女性目線の歌なんです。『冬色ガール』もそうだったんですけどね。
どうしても男の僕が描くので、男の思う女性目線なんですけど。でも幸せであるからほど孤独が怖くなる。それは男も女も一緒だと思うんですけど、女の人は幸福を感じられない、受け入れられない人が多い。"幸福の克服"が出来ない人。それが歌いたかった…。

女性目線での幸福論って良くわからないけど、自分としてはやっぱり幸せと孤独は一対だと思う。孤独感があって初めて幸福感を感じることができるわけだし。ライブなんか顕著ですよね。終わってしまうと、寂しさと空しさが残ってしまうが、また、この「幸福」のために、そのある種の「孤独感」を克服していくわけですよ…。何かやっぱりうまく説明できないな(笑)
とにかく『冬色ガール』を彷彿させるメロウでドラマティックな作品です。孤独感を感じている人は是非聴いて、幸せを感じてみましょう!


リリックトリガー


アーティスト: スムルース, 徳田憲治, 石田ショーキチ,
メーカー/出版社: キングレコード
発売日: 2006/03/08