momomo22005-10-12

◎一応ネタばれ注意!◎
 
 たった今終わりました。椿屋四重奏『ROCK ON GENTLEMENツアー』の盛岡演舞。毎度のことながら(笑)感動覚めやらぬうちに、ホテル近くのネットカフェにて早速ライブレポです。(でもライブ終了後に飲んだアルコールがちょっと効いてるので、乱文失礼…)
 といっても、まだツアーも始まったばかりなので、細かいセットリストなどネタバレ的なものは一部割愛し全体的な感想と、「これだけは良かった!」といった曲だけ紹介したいと思います。(結局は全部良かったのですが…笑)
 まず盛岡自体の音楽事情や椿屋の人気具合などがわかってないので、客層とかつかめなかったのですが、会場入りしてびっくり!意外と男性客が多いことには驚きました。というか嬉しかったです。最近のファン傾向はHPの書き込みを見る限りでは明らかに10〜20代の女性が圧倒的だと思ってたので、正直会場入りまではビクビクしてました(笑)それとこれは「盛岡」らしい?と思ったのは、明らかな高校生が「制服」のままでの会場入りしてる事。いや〜根性あるというか幸せというか、あまり見たことない光景でした(笑)
 まあ、そんなこんなで演舞開始。会場の照明が落ちると同時に、フラメンコのようなスパニッシュギターをフィーチャーしたSEをバックに、ステージが深紅に染まっていく…。幻想的な中、いよいよメンバー登場。中でもヤスタカさんの服装は今回1番いいと思います。白ベースの柄シャツでさわやかな感じがしてグー。永田さんの胸に「ビラビラ」がついたシャツもナイスでした。
 そして1曲目。ネタバレになりますが、これだけは言わせて下さい。まったく予想のつかなかった1曲目だったので…。『薔薇とダイヤモンド』発売後ということもあり、演舞1曲目はやっぱり『プロローグ』だろうと予想していたのですが、大ハズレ。ましてや『群青』でもない。いきなり艶ロックの「肝」的楽曲『終列車』からスタート。個人的には前奏のベース音でもう「ニンマリ」です(笑)その後は、新旧取り混ぜたステージが続きます。でも今回は意外性のあるセットリストだったように感じますね。「ここにこれを持ってくるか〜」見たいな感じ。個人的には『プロローグ』、『熱病』、『小春日和』が良かったですね。『プロローグ』は期待していた通り、ツインギターでの掛け合いがしっかり見れたのと、『熱病』でも予想通りの「中田裕二歌謡ショウ」が見れたこと(笑)です。そして『小春日和』はなんと中田アコギバージョン。これまでいろんなバージョン聴いてきましたが、このスタイルが一番楽曲の持つ「ポップさ」「切なさ」を表現できてると思います。あと『踊り子』『君無しじゃいられない』はやっぱり踊らないと損です!(もちろん踊らさせていただきました。周りにいた皆さんご迷惑お掛けしました…。)
 すみません。ほとんどネタバレ的になってきましたが、これらの曲が演舞のどこに出てくるかは判りませんので、気に留めていただくだけでちょっとは違った楽しみ方もできるのではないでしょうか?それと今回最後に嬉しいサプライズがありましたね。アンコール終了後、会場の照明がつき、エンディングのBGMが流れる中、ドリンクをもらいに行く途中、突然歓声が…!そう中田さんが1人でステージに登場したのです。そしてギターを担ぎ、『十色の風』を弾き語りしてくれました。…でもこの曲って「仙台」のことを思って書いた曲じゃなかったっけ?でも中田さんのサービス精神嬉しかったですね。
 というわけで最後になりますが、今回唯一残念に感じたのは、やはり会場がちょっと狭かったということ。もちろん間近にメンバーを感じられるのもいいのですが、やはり今回のアルバム『薔薇とダイヤモンド』の世界で見せた新しい『艶ロック』=『歌謡ロック』の真髄をあのステージでは表現しきれていないと感じました。もっとステージ上を走り回り、踊り狂いながらギターをかき鳴らす中田裕二も見てみたかった…。そんな感じです。でもいつものぎらぎらした『目』は健在でしたね。きっと楽しくてしょうがないのだと思います。目指すところが明確になってきてますからね。その形が今回のツアーですから…。
 それと「はてな」で今回のツアー公式ブログがスタートしました。MCネタなど掲載されてますので…そちらもどうぞ。
椿屋四重奏コンサートツアー2005“ROCK ON GENTLEMEN”公式ツアーBLOG
○今日の音霊
椿屋四重奏:コンサートツアー2005“ROCK ON GENTLEMEN”@盛岡club change
○今日の車BGM
椿屋四重奏:薔薇とダイヤモンド 他』