『今日のオススメ2曲』

『PRO-FILE of 11 Producers vol.1』

 今日はお休み。久々に朝早く起きて部屋の掃除三昧。でもスペシャを流しながらだったので、ほとんど手が進まない…。というのも気になる曲が次々と流れるので、その度、聴き入ってしまうんですね(笑) さて本日は…。
○『ONE STEP FORWARD :川上つよしと彼のムードメイカーズ
 結局今年の夏は彼らに触れる事なく終了…。しかし9/14に3rdアルバム『mood inn 』がいよいよドロップです。その中からリード曲となる『ONE STEP FORWARD 』が今回PVカットされたわけです。実は前からチェックしてたのですが、なかなか見れず今日に至った訳です。さて曲の方は今回もボーカルはすっかりお馴染みになったTICAの『武田カオリ』。ムードメイカーズには無くてはならない「歌姫」になりましたね。昔から(後ほどコメント)曲調に合わせた表現力を出せる歌い手だと思ってましたが、今回もソカ調(ソウル+カリプソ)なリズムに乗せた清涼感かつソウルフルな歌声がマッチしていて、まさにカリブ海のさわやかな風を運んで来てくれそうなナンバーです。クリップの振り付けもいいですね。『♪ONE CLAP !』の時に手を頭の上で1回たたくやつ。ライブではもうお馴染みなのでしょうか?お約束でやったら気持ちいいと思いますね。
 さて先ほどの『歌姫:武田カオリ』の昔の件ですが、彼女の歌声をはじめて聴いたのは、98年に発表されたオムニバスアルバム『PRO-FILE of 11 Producers vol.1』のなかで『家庭菜園』『レイン・レイン・レイン』の2曲にヴォーカル参加しているのですが、このアルバム、当時新鋭のサウンドクリエイター達11人がこちらも新鋭の歌い手をフィーチャーして作られたという面白いアルバム。その中にあって彼女は(当時は漢字書きの「武田香」名)雰囲気の違った2曲をまだ青さが残る中にもソウルフルに歌いこなしてます。その後、TICAとしてバンド結成後、ブラジルなどの様々なワールドミュージックに触れ現在に至っているといった感じです。

mood inn

mood inn

○『冨田ラボ :ずっと読みかけの夏 feat.CHEMISTRY
 さて、先ほど紹介した『PRO-FILE of 11 Producers vol.1』のトップバッターに登場しているのが、何を隠そう今や日本のトップサウンドクリエイター&ポップマエストロと呼ばれる『冨田恵一』だったんです。(『乳房の勾配』feat.キリンジで参加)そんな彼のソロプロジェクトワーク『冨田ラボ』が今回フィーチャリングしたのは『CHEMISTRY』そして作詞には『糸井重里』と今回もまた豪華な組み合わせとなってます。曲の方も夏の終わりのこの時期にぴったりのハートウォーミングでちょっと切ないラブソング。もちろん『CHEMISTRY』お得意のハーモニーとボイスワークがより曲の世界観を高めてくれています。PVも『兄の恋人にはかない恋心(初恋未満)を抱く弟の心の葛藤』を綴ったもので、これが胸キュンで切ない…。こんなにも繊細な少年の心情を言葉で表現できるなんて、さすが糸井さんです。糸井さんといえばコピーライターのイメージが強いですが、作詞家としての才能も既に実証済み。特に矢野顕子とはいいコンビです。

○今日の音霊
『ONE STEP FORWARD :川上つよしと彼のムードメイカーズ
冨田ラボ :ずっと読みかけの夏 feat.CHEMISTRY
○今日の車BGM
『編集MD』
※上記2曲も加えました。