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●１日目
いよいよ待ちに待ったエゾロック！２年ぶりでの参加です。今回はうちの奥さん（今後は日記上略して「ＫＯＲ」にします）と共に参加。駐車場に車を入れてから会場まで向かう途中、来年は絶対テントサイト確保しようと２人で決めたのでした…。さて、会場入りの際、「紫！」のリストバンドを左手にはめてもらい、俄然テンションが上がってくる。レインボウアーチをくぐりまずはタワレコブースでタオルを確保。そしてトップバッターSAKEROCKを見るためにRED STAR FIELDへ。ここでグリーンの中山うりを見に行くＫＯＲと分かれる。
◎SAKEROCK＠RED
さー!ついに初サケロックです。ハマケンのＭＣや奇行がクローズアップされがちですが、立派なインストバンドとしての魅力を思う存分堪能しようと思ったのも束の間……いきなりハマケン腹巻して登場！バカボンのパパですよ、アレは（笑）
ライブが始まるともうハマケンの独壇場！星野くんなんか寝てるのか笑ってるのか、それともあきれているのか？ＭＣ中終始下向いてばかりでした…。そんなＭＣですが、いきなりサカナくんとチャラと「Ｘ」TOSHIのモノマネ（って言うか、３人とも同じ感じ…苦笑）を始める。『紅』歌ったり、３人のモノマネでスペシャルコラボの『スーダラ節』やったり、みんなでXジャンプしたりと、かなりのサービスぶり。仕舞にはネタに飽きてくると、今度は「サッチモです!」と言って『What a Wonderful World』を歌う。これは絶対反則（笑）さらに、途中会場を離れようとしたお客さんにハマケンが「あ〜っ！スペシャルアザース見に行くんだろーっ！たのむ行かないで〜」って泣きを入れてみたりと、終始こんな感じで進む。演奏自体はもちろん心地よいゆるさに身を委ねられるのですが、ＭＣが強烈過ぎて、曲とかほとんど覚えていません（苦笑）原曲と違うアレンジもあり尚更。でも『慰安旅行』聴けてよかった。それから『インストバンド』はてっきりハナレグミ出て来てくれるかな？と思ったけどそんなに甘くはないですね。そしてラストの『生活』これも良かったー。すべて終わって、メンバーがステージ袖にさがったのですが、いきなり戻ってきて「時間が巻いたのでもう１曲やりまーす!」といって『信長』をやってくれました。とにかくライジング初日をいい感じで始めることが出来ました。あと、ライブ中ハマケンが言ってましたが「トップバッターなのでものすごく気が楽です！その辺で見かけたらチヤホヤしてくださーい」って。確かにその日は会場内で２回ハマケンを見ました。


◎LOST IN TIME@EARTH
アースに着くや否や、とにかく会場内の汚さにびっくり…。さすがホルモンだね。騒ぎたいのはわかるけど、最低限のマナーは大事にしようよ。タオルやらペットボトルやら、さらには靴まで。それを片付けているのはスタッフだけっていうのが、ちょっと空しかった…。
さて気分を取り直してロストです。サウンドチェックの時から海北くん、かなりテンションが高かったですね。「これはサウンドチェックです〜本番よろしくお願いします〜♪」って

（セットリスト）旅立ち前夜〜約束〜列車〜２６〜ココロノウタ〜海は今（新曲）〜手紙

サポート入れた新体制になってからのロストライブは初。でもセトリみるだけではやっぱり昔の曲が目立つ。「列車」聴いてる時なんかはいろんな事を考えてしまったのですが、ほんと嬉しそうに演奏している海北くんや源ちゃんをみているうちに余計なことは考えないでとにかく「好きな曲、好きなバンドを楽しもう!」っていう気持ちに変わってきました。そして後半のMCではやっぱり押さえられない気持ちを吐露してくれましたね。「悩んでるのはあんたらだけじゃない！」って…。最近やることが何かと裏目に出てるのかなー？「最近ロックがやさしくなってしまった」といって作った曲がバッシングの火種になってしまったりね…。相当傷付いたし悩んだと思うよ。でもね、あえてスタイルを変える必要はなかったんじゃないかと思う。今の時代だからこそかつての海北くんのような、「やさしさプラス力強さ」がこもったメッセージって必要なんだと思うし。助けられる人も沢山いると思うんだけどな。でもロストはわかっていると思う。新曲の『海は今』を聴いて思ったけど、まさに自分たちに送るエールのような曲でしたね。サビの「ヨ〜ソロ〜」がかなり印象的でした。そして個人的には『２６』がヤバかった。「ウォウ、ウォ〜オ〜オ〜！」気持ちよかったー。なんだかんだいってもやっぱりロスト良いよ。でも、サウンドチェックの時シュンスケさんが『まだ故郷へは〜♪』のイントロ弾いてたんだけど、本番やらなかったね。ちょっと残念…。
■さて、ロストが終わって余韻に浸っていたら、なんと後ろからもの凄い勢いで押しつぶされる…。何かと思ったら木村カエラファン。一瞬息が出来なくなり死ぬかと思った（笑）もちろん死にたくなかったので一旦会場から出ることに。そのままカエラは諦めてガチャガチャをしにいく。１３００円くらい使ったのかな。最初で結構欲しい物が揃う。あとはエクスチェンジルームでひたすら交換。でもピロウズだけはさすがに大人気で揃えることが出来ずちょっと残念…。さて、水分を補給して再びアースへ移動。
木村カエラをちょっとだけ見ていたら偶然KORと遭遇。ハナレグミの情報を聞いてびっくり！スチャダラ乱入で『今夜はブギーバック』ですよー。かなり羨ましい。。。再度予定を確認してスカパラ終了後に食事の約束をして分かれる。


◎8otto@EARTH
さて次は最近ライブを見た8ottoですが、絶対ライジングのステージで見たかったんです。だって、あのパフォーマンスは絶対狭いハコではもったいないと思っていたので。サウンドチェックから本気モード。そしてついには照明もままならない中、演奏が始まってしまう。「えっ？始まったの？？」って思えるくらい真剣だったので、会場も戸惑いながらノリ始める。贅沢なサウンドチェックありがとう！そしていよいよ本番では会場のテンションは既に最高潮！

（セットリスト）RIWO〜C〜Say〜China〜KATANA〜レモンティー〜1977〜0zero〜Counter Creation〜Voo Doo バウアー

始まるや否や一気にモッシュラッシュ！もまれながら必至に自分のテリトリーをキープするので精一杯になってしまい、正直楽しめる状態ではありませんでしたが、でもやっぱり予想どうりキメテくれましたね。『RUNNING POP』『Ozero』そしてイントロのベース聴いただけで歓声が上がる『China』はいつ聴いても心地良い！そして『Voo Doo ﾊﾞｳｱｰ』での気迫のこもったマエノソノくんのシャウトには会場もかなりやられたと思います。とにかく強烈なインパクトを残していったのは間違いありませんね。またライブ行きたい！
■さて、終わってからムーンへ移動する途中、レッドからなにやらにぎやかな音楽！ソウルフラワーユニオン！まだやっててよかったー。思わず体が反応してしまい、踊り狂う（笑）まさにライジングの雰囲気にピッタリのバンド。もっとちゃんと見たかったなー。でも、おかげでタワレコタオルを失くしてしまった模様です。気付いて戻った時にはもう見当たらず…もしかしたら8ottoからなかったのかも！？

　
◎THE HELLO WORKS@MOON〜竹中直人@BOHEMIAN
さて、ここからはボヘミアンの朗読会も気になりながら、ムーンのハローワークスを見る。即席かもしれないけどさすがのステージでしたね。スチャダラもファンクなホーンが加わるだけで洒落っ気が倍増。グルーブ感が増してかなりカッコイイ！そしてステージパフォーマンスと笑いのセンスは相変わらずでしたね（笑）BOSEが「新しい振り付けを考えてきました！最近のやつなんで皆さんもご一緒に！」って始まったのが「ビリー」ですよ。みんなで腕をグルグル回して踊ってました。それとやたら「仕事ちょーだい！」って言ってたので、なんでだろう?と思っていたら、何のことないバンド名をよく理解してみると「ハローワーク（ス）」つまり職安って訳ですね。今になって解りました（笑）それと懐かしの「サマージャム」が聴けたので満足でした。
さて、急いでボヘミアンへ移動してみる。そしたら妙にダンディーな声が…丁度竹中直人さんが弾き語りやってました。すべて終わって帰ろうとした時、もう１曲やることを忘れていたらしく、照れまくってましたね（笑）よく使う「ちょっぴりあがってま〜す」と笑いながら怒るネタが見れて良かったです。でも、あとでKORに聞いたら竹中さん『サヨナラCOLOR』やったんだってね。それから朗読会といえば宮沢さん！朗読だけじゃなく１曲歌ったらしい…。しかも大好きな『沖縄に降る雪』ですよ！あーこれが何より悔しい…。やっぱりライジング。何が起こるかわかりませんね。
それにしてもボヘミアンの雰囲気は最高だね。一面に藁が敷かれ、天井には白い薄布がひらひらと。ナチュラルな感じが漂っていてかなり落ち着ける感じがGOOD。


◎TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA@GREEN
さて、グリーンへ移動して初日のスカパラです。着いた途端、あまりの入場待ちの多さに驚く。最初はおとなしく並んでいたのだが、途中で無理と判断し並ぶのをやめる。それにしてもここはキャパ小さすぎ…。しかも最初から場所取りの人が会場に入っているので、入れ替えで入れる人もかなり少ない状態。ひょっとしたらほんとに見たくても入れなかった人も多かったのではと思います。ここはステージごとで入れ替え制にするとかの対処が必要だったかと。それよりも完全閉鎖状態なので、せめてアースのようなワイドスクリーンを外に設置して欲しかったですね。そんな中近くのムーンからソイルが聴こえてくる。かなり盛り上がってるみたいでしたね。思い切ってソイルに行けばよかったのですが、どうしてもサプライズの予感があったので会場から漏れてくる音を楽しむことにしました。意外とこのホール、入り口と出口の間ぐらいにポジションを取るとかなりいい感じで聴くことが出来ました。そんな中スカパラのステージが始まる。ここからは完全妄想の世界です…（苦笑）

（セットリスト）Shot in the dark〜BLACK JACK〜Taboo ska〜MANTECA〜TIN TIN DEO〜Jamaica song(with永積タカシ)〜追憶のライラック(with永積タカシ)〜ONE EYED COBRA〜HOWLIN' WOLVES〜MONSTER ROCK　※順不同

それにしてもセトリがヤバ過ぎ。スカパラ好きにはたまらない選曲じゃないでしょうか？かなり懐かしいナンバーが多くて嬉しいですね。まさにリアルタイムでの『Taboo ska』ははまり過ぎ（笑）会場内ピンク一色だったのかなー？そしてなんといってもタカシー！絶対来ると思ったんですよ。しかも『Jamaica song』で登場。そして『追憶の〜』では会場内よりも大きな悲鳴に近いどよめきが会場外では起こってましたね。これは見れないのが絶対悔しい…。最大限イメージを膨らませながら一緒に歌ってました。１０月の放送では見せてくれるのでしょうか？そして最後までキラーチューン連発。最後はしっかり『MONSTER ROCK』で締めてくれました。
アーティストとの距離を縮める試みで今回スカパラは２日間登場となったわけですが、結果としては良かったんではないかと思います。

■スカパラ終了と同時にKORと合流。サンパウロまでの時間で夕食を取る。初めてのまともな食事。キーマカレーとチキンケバブサンドのセットを頼む。お店の人が入れ方を間違ったらしく、ご飯とカレールーがかなり多めに入ってしまったのだが「サービスです♪」って。ラッキー☆さらに一緒に付いてきたマンゴースムージーがやたら美味しくて大満足でした。ついでに近くにあった「足湯」に浸かる。これは嬉しいー。


◎Sun Paulo@BOHEMIAN
さー！来ましたよ深夜のレイヴパーティー。本番前から入念なサウンドチェックを行うタイジさん。気合入りまくりです。ステージセッティングも大きなローソクが登場しいい感じ。ステージはほぼこの灯のみなので、ちょっと眠くなる…。そんな中いよいよメンバー３人登場！？って思ったら、何？この格好！？３人とも頭に鳥の羽がついたマスク着用。もう、ある意味宗教入っちゃってます（笑）でもこれが似合うんですよ３人とも。タイジは黒い孔雀タイプ。沼澤さんと森さんは赤い羽根。沼澤さん似合い過ぎです（笑）
そんな３人から奏でられる音楽はちょっと玄人好みのダンスミュージック。正直ついていけない人たちもいたかと思いますが、こんな機会めったにないですよ。３人ともその筋では国内ビッグ３（個人的判断）に入るほどのプレイヤーですからね。とにかく永遠とある意味フリースタイルでの演奏が続く。もちろん会場もゆるいレイヴに体が揺れ始めていきました。
（ここで一旦スクービーを見るために抜ける）
戻ってきても相変わらずノンストップの演奏が続いてました。KORに聴いても「ず〜っとこんな感じ（笑）」って。でも後半になるにつれ３人の顔がもの凄く嬉しそうに輝いているんですよね。自分たちが一番楽しいんでいるのがはっきりとわかりました。以前シアターのライブでタイジが言ってたけど、「ライブはお互い楽しんだもん勝ち！」まさにそんな理想的ステージを披露している幸せそうなオトナ３人組を見てなんか嬉しくなりました。それにしても３人ともかなりタフだー。


◎SCOOBIE DO@EARTH
さて１日目の踊り締めはやっぱりスクービー。ライジングの前に家の近所にあるレンタルCD店を覗いたらオススメコーナーにスクービーのコーナーが出来ていてなんか嬉しかった。そんなエゾ人も大好きなスクービー。もちろんライブ見るのは初めてです。

（セットリスト）What's Goin' On〜トラウマティックガール〜ロックンロールは未定〜Funky New Day pt.3〜ROPPONGI〜パラサイティックガール〜Back On〜Little Sweet Lover〜Funk-a-lismo！

とにかくのっけからテンション高っ！「ウィーアー！ウィーアー！スク〜ビ〜〜〜〜〜ドゥゥ〜〜!!!」の雄叫びからコヤマシュウの手を狐の形にしての投げキッス☆これには会場の女子ならずともテンション上げられます（笑）そして１曲目『What's Goin' On』もちろんライムスターは出てこず。今回はFunky４バージョンで。サビ部分ではかなり飛び上がってしまいました。そして『Funky New Day』もヤバかった。この時既に足の状態は限界を超えていたのですが、ついに嫌な感じの激痛が…。プチ肉離れ的な感じ。ケンタッキーの骨から肉を剥がす感じ（余計わからん…苦笑）とにかく「飛び上がり禁止令」を自分に出しながらも無理せずリズムを取ったり、手を上げたりしてました。スクービーの場合ヒップホップやファンク的アプローチで上下に手を振ったほうがピンと来ますね。楽しいー！そして途中にゆるめの『ROPPONGI』が入っていて良かった。このままだと間違いなく踊り死にしてたところです（笑）そしてラストまでぶっ通しのファンクナンバーがつづく。最後には予定通り？（サウンドチェックの時から既にラッパが鳴ってました…笑）ソイルのタブゾンビ＆元晴さんそしてビークルメンバーも乱入しての『Funk-a-lismo！』もう大変なことになってましたね。お祭り状態で（笑）でも、特別な時間を味わえて嬉しかったですね。途中のMCでも言ってましたが「キャンパーズといういわばVIPなこの時間。選ばれたお前らが特別なんじゃない！このライブを選んだお前たちが特別なんだー！」って。ほんと選んでよかったと思います。足の調子がベストの時にまたスクービーでハジケたいものです。札幌か函館ライブどちらかでも行けないかなー？


■という訳で初日終了ー。
痛い足を引きずりながら駐車場までなんとかたどり着き、札幌のホテルまで向かう。着いたのは午前３時過ぎ。明日の体調を心配しながらも持ってきた「きき湯」を浴槽に入れひと時のリラックスタイム…。わずかの睡眠をとり２日目に備える。