という訳で(どういう訳だ?)畠山美由紀さんのアルバムを買ってきました。
帰りの車の中で聴くにはもったいないほど、一音一声たりとも聴き逃せない絶妙なバランスで作られたアルバムですね。難しいことは書けませんが、ジェシーの奏でるギターやバンジョーの音と美由紀さんの声だけというシンプルでアコースティックなつくりでありながらも、決してイージーリスニングでは終わらないグルーブを感じます。もちろん美由紀さんの声の起伏表現もさることながら、それを引き出すジェシーのプロデュース力はさすが。毎回美由紀さんのアルバム聴くとわかるけど、プロデューサーでぜんぜん表情が違うんですよね。冨田恵一さん然り鈴木正人さん然りです。どれも大好きな作品ばかりなのですが、やはり私の中ではPort of Notesが最初の出会いだったので、DSKさんのギターに乗せて歌う美由紀さんが一番好きだったんですよね。今回はよりそれに近い感じの雰囲気を出しています。カバー曲も素敵(特にMarisa Monteの!)ですが、やはり前半のジェシー作品が素敵☆そして『浜辺の歌』は一緒に口ずさんでしまうほど懐かしい曲。中学の時、よく歌いましたよね(笑)
そういえば『Summer Clouds, Summer Rain』のPV見ましたが素敵な「友人以上恋人未満」を演じておりました(笑)今回のレコーディングはそんな信頼関係の中で作られたからこその完成度なのでしょうね。
雰囲気的にはジャケ写のような木漏れ日の差し込むような部屋でゆったりと聴くのもいいけど、できれば、それこそ浜辺を散歩しながらウォークマンで聴きたい!そんなアルバムです。(そのスチュエーションが難しい…)

Summer Clouds,Summer Rain

Summer Clouds,Summer Rain

※連日のアルバム紹介ですが、できるだけ多くの人に聴いて欲しい…。