先週に引き続き仙台でのライブ。さすがに雪もちらついてきましたね。山形内陸は結構雪が積もってました。運転は気をつけねば…。さて、最近何かとお金を使いすぎているので、恒例タワレコは試聴のみ。Wポイントに惹かれたんだけどここは我慢。我慢。昨日のオシャラ!に出ていた土岐さんはさすがのカバーでしたね。知ってる曲ばかりなんだけど、アレンジがもの凄く心地よかったです。そしてオリラブもいろんな顔があってやっぱりかっこ良かった!さすが番長!さらにセンチラインもさわやかでいい感じだったので聴いたCD全部欲しくなってしまいました。そしてなんといっても驚きだったのが、タバコジュースの新譜。今回は自分たちでのセルフプロデュースということですが、前作のブルージーでオーガニックな雰囲気からがらっとかわっていて、かなりバンド色の強いそしてかなりポップな感じがしました。勝負に出たのかな?個人的には好きな「音」ですね。お金に余裕が出来たら買おう!
さて、試聴で時間を潰した後はそのまま地下のジャンクボックスへ。開演10分前くらいに会場入りしたのですが、案の定予想通りで会場のほとんどが女性客でした…。多少気まずさも感じながら物販前のポジションをキープ。そのまま開演を待ってました。
・鳳翼転生
いきなりハイテンションのミクスチャーロック炸裂!って感じで会場も一瞬引き気味って感じでしたが、個人的にはレイジ風でカッコいいと思ってました。よくよく今回のイベントタイトルを思い返してみると「サーキットの狼」って言うんですが、昔よく読んでいた漫画に同名タイトルがありまして、いわば車の異種格闘技って感じの漫画なのですが、今回のライブもそんな感じかもしれませんね。まさに音楽の異種格闘技!でも、あまりに違いすぎるのも辛いかもしれませんが、そうでもしない限り出会えない音楽ってのも多いかもしれませんね。さて、この鳳翼転生ってバンド、一度は解散するところまで行ったらしいのですが、何とか仲間たちの協力もあり再びジャンクボックスのステージに立ったということみたいです。MCは結構盛り上がってましたよ、自虐的な状況の中、それを逆手にとって上手い感じに盛り上げてました。途中のドラムの人「自称、裸のおんつぁん」の喋りがもろ仙台弁で懐かしかったです。曲の方もミクスチャーロックばかりじゃなくファンク的な部分も見せてくれたので、意外と奥が深いバンドなのかもしれないと思いました。
・イケメン'ズ
こちらも地元での路上ライブを中心に活動しているバンド。最近ではストファイとかにも出ているので、結構人気がありましたね。路上で鍛えてるせいか、マイクを通した声がもの凄くハリがあってよかったです。お客さんとの絡みも心得てるのか上手い感じで切り返したり、突っ込んだりで笑わせてもらいました。一番面白かったのは路上では恒例なんだと思うが、お決まりの振り付けがあって、サビの部分になると両手の指で「イチ」を作ってから飛び上がって「フフ〜ッ!」ってやるやつ。続いて同じように「イチ」を作ってから片手を目のとこに持っていって「チェキ!」のポーズをしながら「イケメ〜ン!!」ってやるやつ。最初恥ずかしかったけど、やりましたよ。いい歳して…。振り付け大好きですから(笑)途中のMCでは当日リハが出来なかった理由を話してくれましたが、なんとファーストアルバムが出るらしく、そのジャケット撮影が押してしまったためにリハが出来なかったとか。なので、最初かなり緊張してましたが、そこは路上で鍛えた百戦錬磨(大袈裟?)見事なパフォーマンスを見せてくれました。MCではいいとこで噛んでましたが(笑)そこは愛嬌で…。あと気になったのが、よっこくん(向かって左)は左利きのギター弾きなので、よーへいくん(向かって右)と並ぶといい感じでシンメトリックが完成するんですよね。すべてに関して絵図らが見事なバンドでした。曲は彼らの代表曲といえる『ストーリー』から始まりさっきの振り付けの曲(タイトル分かりません)や新曲『50メートル』も聴けました。最後の『大丈夫』って曲はみんなで「だいじょうぶ〜♪」を大合唱して大盛り上がりで終了しました。楽しかったー!
・ワカバ

(セットリスト)
ひるがお〜牛乳〜正三角形〜センボンノック〜もうちょい

さて、今回自分的にはメインアクトのワカバです。前日、「大江千里のLIVE DERPOT」でのライブ映像で予習はバッチリ!(CDで予習しろ!ってね)大体のノリは掴んで臨みましたが、やっぱりライブは生き物ですね。当日は亀田くんと松井くんでのアコースティックスタイルでしたが、2人きりとは思えないほどパワフルでした。2人の服装も予習どおりで(笑)亀田くんは赤のチェックシャツで松井君が胸元の開いたカットソーの上にジャケット。でも髪型のバクハツがなくなっててさらさらに戻ってました。評判悪かったのでしょうか?さて、のっけから元気が良くて(特に松井くん!)「東京から来たワカバです!今日は最後まで楽しんでください!(ナイススマイル♪)」といって1曲目の『ひるがお』。しっとりした優しい感じの曲なのですが、フォーク臭さはぜんぜん感じず、アコギの中にもしっかりポップスを感じられる曲でした。(ベベチオっぽい?)
演奏後ちょっとMCを。前日の盛岡がかなり寒かったので、仙台の暖かさにびっくりした話しを。「なんか無性に元気です!これなら東京帰ったら半そででもだいじょうぶだな」って松井くん。「後ろの方元気ですかー!真ん中の人元気ですかー!もちろん前の方の人も元気ですかー!」とそれぞれにコール。会場のリアクションがもの凄く良くて「こりゃ仙台イケるぞー!何がイケるかわかんないけど(笑)」「じゃーここでちょっとリサーチを」ということで会場に「今回初めてワカバを見るという人!」とふるが結構上がった手が少ない。またしても「こりゃイケるぞ仙台ー!」とさらに調子付く(笑)ということで調子に乗ったところで『牛乳』を。出だしずっと亀田くんが前奏のギターリフを弾いているがいつもより長い。そして一言「今チューニングしてます!」と。なるほどね。さて今回は途中の歌詞を変えてましたね「仙台に来て2日たったけど〜♪」って。続けてまたしてもしっとりした曲で『正三角形』を。ここではアコギの本領発揮という感じで2人のハーモニーがいい感じでした。1番を亀田君が歌い2番を松井くんが歌うというツインボーカルスタイル。カッコいい!続いてのMCではこの曲も入ったライト(ミニ?)アルバム「サイコロステーキ」の話しを。最初「サイコロのステーキ」って松井くんが間違ってて、大うけでした。そのアルバムに入っている曲で『センボンノック』の話しを。「この曲には途中“バチコイ!”って掛け声が入ってるんですが、最初は僕たちだけでやってたんですが、なんかもの足んなくて、今回はいつも路上やってる代々木公園に来てくれたお客さんたちに手伝ってもらってその声を録音したんですよ!」「でも、今日は皆さんたちに手伝って欲しいんです!」といって「バチコイ!」のやり方を説明してくれました。「とりあえず2人でやってみるので見ててください!」といって2人でやるものの練習にもかかわらず会場から「バチコイ!バチコイ!バチコイ!バチコイ!」と声が上がる。これには2人とも驚いて「凄いね仙台!」って。「じゃぁ行きましょう!慌てることはありません僕に続いてやってくれればいいですから!ついてきてください!センボンノック!!!」この曲最高ですね!キャッチーだし。もちろん「バチコイ!」も大成功。終わってから松井くん「仙台ナイスバチコイ!!!」ほんとナイスバチコイ!でした。「という訳で次が最後の曲です!」というと会場から「エーッツ!」と今日一番の声が上がる。東京のワンマンの告知をして最後は『もうちょい』で手拍子しながら盛り上がって終了です。最後は2人で深々とお辞儀をしてほんとさわやかな2人でした。好印象です。
終わってから物販に出てた2人のところにアンケートを渡しにいきましたが、握手で迎えてくれたのが嬉しかったです。もちろんいつもの質問で「なかなか仙台とかにもこれないので、酒田とかにも来てくださいね。いい音楽に飢えてるので…」と告げると「そうですね、行けるようにがんばります!」と笑顔で答えてくれました。でもね。2人とも、ほんとナイススマイル☆なんですよ。女子なら間違いなく惚れるな(笑)

アメリカンショートヘア
本日のトリは先日のドリモーでも出演してた仙台を中心に活動しているギターポップバンドのアメリカンショートヘアです。
ライブは2回目なので大体感じは掴んでいます。今回もドラム水戸君の笑顔がキーポイントです。さて、一曲目はドリモーでもやった『想像クラス』からスタート。いい曲です。さて、そのままの勢いで2曲目につながるのかな?と思ったらいきなりのMC。しかもかなり長くてライブとかCDの告知などをしてました。いきなりこんなMCやっちゃったらテンション下がっちゃうじゃん!とか思ってたらその原因が分かりました。なんとギター&ヴォーカル河本くんのギターの音がアンプから出なくなってしまったんですね。そのメンテの時間もありギター太田くんがその間を埋めることに。「アメショ!」とかコール&レスポンスやったり、忘年会&送別会について熱く語ったりと何とか時間をつないでました。途中キーボードの古瀬くんがBGMとして「いとしのエリー」とか「夜空のムコウ」とかを弾いていました。そんなんでやっと復活したのはいいのですが、やはり時間がかかり過ぎましたね…。次の曲『Air』でもギターを半音間違えるしで、一度下がったテンションを取り戻すことは出来ずに終了してしまいました。ちょっと残念でしたね。この借りは1/14のライブサーキットファイナルワンマンで晴らして下さい!後、1つだけ注文。音源聴いていると、もの凄くさわやかなんだけどライブになるとちょっとギターがきつくなってくるかも。もっとヴォーカルとキーボードを強調すると意外と良くなるかも。素材はいいものを持っているのでこれからもがんばって欲しいバンドですね。アメショは。