行ってまいりました仙台!(といても毎度ですが…)今回は初のライブハシゴってヤツを体験してきました。とりあえずennに電話して、当日の出演順を聞いたところお目当てのオトナモードが最後ということを教えていただき、ホッと一安心!ということで気兼ねなく?HOOKに向かう。
ライブ1本目

HMV presents『BRAND-NEW GROOVE 2006』Supported by Date fm「BRIGHT MUSIC」@HOOK SENDAI

はじめて入るライブハウスだったのですが、割と狭いが設備も整ってるし、床も段差があるので、後ろの方でも見やすい。ステージ前には幕代わりに大きなスクリーンが設置されていて、M-TVとか流してました。さらにブラックライトを使用しているので、ポロシャツから覗く白シャツがやたら光ってて目立つ(苦笑)白ブチのメガネしてったらかなりキモかったかも…(笑)
さて、いよいよライブ開始です。
・MICRON' STUFF
彼らに関しては何の情報もないまま臨んでしまったのですが、出てきた音は2MC&ツインギター&ベースからなるヒップホップユニット。単にヒップホップという枠にはめてしまうには惜しいバンドですね。曲的には「HOME MADE家族」みたいな感じはしましたが、別にDJがいるわけではないので、歌の表現手法としてラップも取り入れているロックバンド?って勝手に解釈してました。曲もキャッチーだし時たま出てくるギターリフなんかは70〜80年代のジャパニーズポップスを彷彿させるような懐かしさも感じさせてくれます。そうかと思うとノリノリなファンクナンバーで攻めてみたり、メロウに歌い上げたりとその音楽の幅を大いに感じさせてくれるバンドでした。パフォーマンスもさることながら、とにかくMCが最高!出身が関西のバンドと言うこともあり、お客さんを交えてのネタの掛け合いや間の取り方が非常に上手いですね!いやー、ベボベに備えようと思って軽く見てましたが、いきなり踊らされましたね〜。彼らのライブではお約束があって、MCの人が左に腰を入れると、お客さんも一緒に左に腰を入れるという振り付けがあるんですが、これが最高に楽しい!コールアンドレスポンス並に一体感を味わえる新しい手法ですね。とにかくまた新しい出会いが出来たように感じます、今後も彼らの動きを追っていきたいと思います。
BaseBallBear

(セットリスト) ※おそらく順不同
CRAZY FOR YOUの季節〜祭りのあと〜SAYANARA-NOSTALGIA〜STAND BY ME〜GIRL FRIEND〜夕方ジェネレーション〜ELECTRIC SUMMER〜(アンコール)BOY MEETS GIRL

さて、もちろんベボベもライブはお初です。先に書いとけばよかったのですが、これまで行ったライブの中では一番平均年齢が若いと思います。そんな肩身の狭い思いもしつつ、小出くんを意識して張り切ってタイドアップなんかしている恥ずかしい自分もいたりして…(笑)まぁ、そんなライブです。
さて、サウンドチェックの音がスクリーン後ろから聞こえてきて、おそらく小出くんだと思うんですが、B'zの曲弾いたり、Deep Purpleの『Black Night』(コーヒーのCMでおなじみの曲ね)弾いてみたりで、笑わせてくれました(笑)さて、一通りサウンドチェックも終わったところでいよいよスタートです。S.Eが流れる中、ステージの青い照明がぐるんと回りだす。「うわー最新兵器だ!」と感心している(田舎もんなんで…)うちに、メンバー登場。1曲目はちょい懐かしい『CRAZY FOR YOUの季節』からスタート。大体いつもヴォーカル中心で見てしまうんですが、今回は見所いっぱいで目が落ち着かない。もちろんわしら世代では岡村ちゃん張りの歌唱法を持つ小出くんも気になりますが、湯浅くんの動きも興味あったし、堀之内くんの笑顔ドラムも見たいし、そして何といっても関根嬢の「素」とのギャップある動きも見たいし…と大変でした。そのまま『祭りのあと』と流した後、小出くんが「カモン!ダンス!将ちゃん」(そんな感じ?)「踊りたきゃ踊ればいいさっ!」とコールすると、ギターの湯浅くんがタンバリンを持って出てくる。そしていきなり『SAYANARA-NOSTALGIA』のイントロに合わせて全身で踊りだす(笑)音一つ一つに反応するから面白い。やっぱり期待通りでした湯浅くん(笑)もちろん曲もカッコいいですが。
ここで最初のMCはもちろん牛タンの話しを。堀之内くんが食べる前から「これは上手そう!」を連発した話しや、小出くんが歯が痛くて牛タンを噛めなかったことなどを話す。そしてアルバム発売の話しをしてから、「そのアルバムの中から!」といって『STAND BY ME』をやるんですが、関根嬢が、会場の拍手に合わせて自分も拍手をしてる姿がなんとも微笑ましかった。やっぱり天然?そして『GIRL FRIEND』と流す。この辺が一番耳馴染みがある曲なので、やっぱり盛り上がりましたね。またしても関根嬢の妙な振り付けもあるし(ベース弾きながら湯浅くんを指差すヤツ…笑)。そして僅かなチューニングのあと「堀之内くんカウント!」と小出くんが合図すると堀之内くん「ジェジェジェジェ、ジェネレーショ〜ン!」と変な?カウント。そして『夕方ジェネレーション』です。変なカウントの勢いもあってか、かなり盛り上がりましたね。ピョンピョン弾んでいる湯浅くんと関根嬢に合わせてこっちも大いに弾みまくりました。そして最後は『ELECTRIC SUMMER』なんですが、ここでも曲に入る前に小出くんが「仙台また来ます!BaseBallBearでした〜!」といった瞬間、腰のところで地味に手を振ってる関根嬢に目が行ってしまう。ホント和むな〜。曲のほうもサビの「エレクトリックサ〜マ〜♪」は一緒にコーラスしましたよ!そして最後にまたまたやってくれました関根嬢(笑)最後は盛り上がってテンション上がったのか?頭の後ろでベースを弾こうとするが、重いのか?上手く弾けずに曲が終わってしまう…。やっぱり天然??ともかく、彼女には終始和まされっぱなしでしたね(笑)さて、もちろんアンコールがかかるのですが、時間を節約するために一旦ドリンクを交換に行く。もっどて来ると丁度メンバーがステージに再登場した時で、「アンコールありがとうございます!今日ほんとはアンコール無しの予定だったんですが…さて、何しましょう?」と、小出くんが言うと、会場から「ボーイミーツガール〜!」と声がかかる。「じゃ、それやりますかっ!」ということでアンコールは『BOY MEETS GIRL』で終了でした。やっぱり人気ある曲なんですね。
それにしても1コイン(500円)にしてはかなり楽しめたライブでしたね。正直もっとお客さん入っても良さそうだったけど、当日はライブ結構被ってたみたいだしね。SPORTSにspotrainそしてオトナモードもね…。さて、時間もなかったので、とりあえずアンケートだけ渡そうと物販のところに行ったらMICRON' STUFFのメンバーが全員揃ってて、「今日はありがとうございました!かなり楽しませてもらいました!」と告げると、「ありがとう!めっちゃノリノリでしたやん!」と相変わらずバレバレぶりらしい…。そしてメンバー全員と握手をして会場を後にし、次の会場へと向かう。
ライブ2本目

『with light steps』@仙台LIVE HOUSE enn

車をちょっと飛ばして、会場近くの駐車場に車をいれる。そのまま走って会場に着くと、丁度MY WAY MY LOVEが終わりかけでした。まともに曲を聴かないまま、英語で「ラストどうたら〜」と喋ってて、おそらく「最後の曲です!」という意味だったと思うんですが、かなりエモーショナルなナンバーをやってるなと思ったら曲が終わったと同時にヴォーカルの人が思いっきりドラムの人にダイブですよ!いきなりびっくりしたー!テレビではよくある光景ですが、間近で見るとかなりショッキングです。この手にはまだ免疫がないので…。とにかく会場が唖然としたのは言うまでもありません…。さて、今日はこんな感じのライブ?とちょっと不安を抱えつつも、次のバンドを待つ。
ドライブイン
4番手はギター、ベース、ドラムとシンプルな3ピースバンド。結構味のあるヴォーカルの人がいい感じでした。(サンセットライブのTシャツもGOOD!)曲も悪くないしピースフルな感じのするバンドでしたね。そしてMCでもしきりに言ってましたが、オトナモードを絶賛してて「素敵なバンドなので最後まで聴いていってください!自分らはしっかりこの場を温めますから!」ってなんて兄貴な言葉なんでしょう!流石です。
・オトナモード

(セットリスト)
新宿〜車窓〜(MC)〜十月の雨〜空への近道〜(MC)〜線路は続くよどこまでも

さて、もちろんお初のオトナモードですが、まずは先にライブの感想から言うと、とにかく包まれるようなとても素敵なステージでした。やっぱり音楽に年齢は関係ないですね。一回り以上も年下のヴォーカリストにここまで包み込まれるとは思ってもみませんでした、やっぱりオトナモードは好きな世界観の音楽ですね。さて、そんなステージは上のセットリストを見ても分かるんですが、レコ発にしては少ないと思いますよね〜。でも意外とそうでもないんですよ。1曲1曲をじっくり聞かせてくれるので、なんかクラシックを聞いてるような満足感と充実感があります。そして1曲目『新宿』はかなり好きな曲。波紋のように広がる高橋くんのヴォーカルがかなり良い。ベベチオ早瀬さんの声に初めて触れた時と同じ感覚に包まれました。そして一点を見つめながら真剣に歌う姿はまさに「オトナ」でしたね。あと、この曲は途中で曲調が変わるとこが大好きで、ここではキーボード山本くんの指捌きとコーラスワークを堪能してました。続く『車窓』のノスタルジックな雰囲気を盛り上げるオカリナ?のような音はキーボードで出してましたね。1曲目もそうでしたが、他のバンドとの違いは、曲の最後の一音まで聴き逃せないということ。じっくり聞き終えた後の「間」と高橋君の「ありがとう!」という開放されたような笑顔が放たれてから初めて拍手が起こるんですね。それだけ曲と演奏が充実してるということですね。
さて、MCは意外とサラリとしてて、ニューアルバム「憧れの花」が出ましたという話のあと、そのアルバムから『十月の雨』を。これもタイトルどおりウェット感のある曲ですね。続いて、オトナモードにしては結構アッパーな曲『空への近道』を。これだけ音源もってないんですよね〜。かなりいい曲。是非とも欲しいです!そしてラスト前のMCはちょっとした告知タイム。翌日のインストアライブの内容とツアーファイナル(ワンマン!)の告知を行う。ここでやっと他のメンバーの人たちがちょっとずつ突っ込みいれたりで絡んでくる。そんなこんなであっという間に最後の曲『線路は続くよどこまでも』で終了なのですが、途中出番のないギター伊原くん(通常いっちゃん)が手をもてあましてるところがちょっとおかしかったです。他にも見所いっぱいあったと思うんですが、終始高橋君の歌う姿に見とれてたので、あまり他に目をやる余裕がなかったんですね(笑)アンコールも期待してたんですが、速攻BGMと客電が点いてしまい終了してしまいました…。もちろん感想を伝えたくて、まずはしっかりアンケートを記入した上で、メンバーが集まっている物販へ。アンケートを渡し、高橋君とちょっと話す。いつもながらライブの感想と、「山形(酒田)も来て下さい!」って。そしたら「山形行きたいですね〜。行けるようにがんばります!」って言ってくれました。ホント来て欲しいというよりも、もっと沢山の人に彼らの音楽を聴いてもらいたいんですよ!音源だけでは地味に感じる人もいると思いますが、ライブならではの、そのなんともいえない雰囲気は体験するに値すると思いますよ!
帰り道もオトナモード聴きながら帰ったんですが、途中で(あまりの心地よさに)睡魔に襲われそうになり、慌てて編集MDに切り替えました…。それから仙台までのルートを新庄〜東根〜作並ルートに変更してみたら、何と下道2時間半ですよ。高速代浮くし、時間も変わらず。そして何よりも月山越えなくて済むので、これからはこっちを利用します。