『アメリカンアイドル:ベスト4』

エリオット・テイラー・マカフィー・ク

先週パリスが落選してしまい。残る女性はキャサリンマカフィーのみとなってしまいました。そして今回のテーマは女性には不利といえる「プレスリー」。ここにきて不公平感もありますが、やはりこの番組の魅力はどんなテーマであれ、『自分らしさ』を最大限表現できるか?というところですから、選曲やパフォーマンスで十分カバーできるし、それが出来て初めて最高の「アメリカンアイドル」となれるわけですよね。とはいえ、今回、テイラーにはかなり有利な展開。ここにきてラッキーだと思います。もちろん最高のパフォーマンスで楽しませてくれました。お得意のダンスとステップもバッチリ決まったしね。ほんとに歌を楽しむとはこういうことだと思います。アイドルとしては地味かも知れませんが、フィルコリンズ的位置づけでもいいのではないでしょうか?今のマンネリ化しつつあるアメリカ音楽界に新しい風を吹き込んで欲しいと思います。がんばれソウルパトロール
そしてエリオットもやってくれましたね!前回もコメントしましたが、一番成長しているのは彼だと思います。自分でも言ってましたね「変わったんだ!」って。最近ずっとワースト入りが多かったので、何か吹っ切れたところもあったのでしょうね。かなり伝わるパフォーマンスでした。
ということで、この2人は問題なくクリア。見事セミファイナルの切符を手に入れました。さて、残る2人が問題です…。
まず、クリス。パフォーマンスはすでに安定しているところもあり、審査員の評判も文句なし。間違いなくファイナルまで行けるとの評価を受けました。そしてキャサリン…。最初に述べたとおり、テーマ的には圧倒的不利な中、多少気負いからか、歌詞を忘れるといったハプニングもありながら、上手い切り返し(ごまかし…笑)で何とか乗り気ってましたね。しかし以前、歌詞を間違ったがために落選してしまった人もいるくらいなので、キャサリンの心の中は不安でいっぱいだったのでしょうね。パフォーマンス後は、いつもの笑顔も少なく、半分諦めにも似た表情をしているのが切なかった…。もちろん審査員のコメントも「いまいち…」
そしていよいよ結果発表。誰もがキャサリンの落選を確信していた中、なんと今回はクリスですよ…!一番驚いていたのはキャサリンでしたね。自分でも落選確実と思ってた中ですから、その時の驚きようは凄かったです。逆にクリスも呆然…。ほんとまさか、まさかの展開ですよね。だってあのクリスですよ。今すぐにでもデヴューOKとまで言われた彼がまさかの落選…。でも、そこが、この番組の恐いところなんですよね。結局審査するのはアメリカ全土の国民ですから…。結局国民は新しいアイドルを探しているんですよね。以前日記で書きましたが、確かに歌が上手くても、同じようなロックミュージシャンはいっぱいいるわけですよ。さらに、すっかり安心しきっていたクリスファンが投票をしなかったのかもしれません。そこで、次回への期待感をこめてキャサリンへのいわば同情票が集まったのではということが推測されます。いずれにしても、命拾いしたキャサリン。次回はきっと吹っ切れたパフォーマンスを見せてくれることでしょう!個人的には大好きな3人が残っているのでとても嬉しいのですが、3種三様なので、あとは今のアメリカが待ち望んでいるアイドルは一体誰でしょうか?ますます目が離せませんね。