行って来ました『LOST IN TIME』。しかもはじめての地元(庄内)でのライブ!やっぱり時間的に余裕が持てるのが嬉しいですね。5時ぐらいに家を出て車で会場まで向かう。会場は酒田駅のすぐ近く。下調べの段階でも目立った駐車場が見当たらなかったので、近くのネットカフェに車を駐車することにしました。(一応申し訳ないので、うちの奥さまを4時間ほどネットカフェに送り込んでおいたので、無断駐車ではありませんよ・・・笑)
さて、はじめての「MUSIC FACTORY」の印象は外見の地味さとは打って変って、中は意外と小奇麗。入ってすぐの物販スペースが広いのには驚いた。そしてバーカウンターもわりとおしゃれな感じで良い。箱自体は縦長な感じで、狭さは感じるが、その分音はストレートに届く感じがしました。そして驚いたのは、なんとストーブが炊いてあって、お客さんが暖を取ってるという異様な光景・・・。雪国ならでは?なのでしょうか。(確かに今日は寒かったしね)一酸化炭素中毒の恐怖を心配しながらも18時丁度に客電が落ち、オープニングアクトが始まりました・・・。
○TRUSH地元酒田のパンクバンド。今、若者に人気のメロコア系パンクスタイルを取り入れているのだが、まだ、自分たちのスタイルが決まってない感じでしたね。音、歌、パフォーマンスどれをとってもインパクトに欠けていて、やっぱりまだまだ地域的に「音の土壌」が出来てないんだなぁ・・・と痛感してしまいました。でも、そんな環境の中でも好きで音楽やってるのは関心できるので、もっと、もっといい音楽を聴いて、それらを消化し、そこから自分たちにしか出来ないオリジナリティーをつくり出していって欲しいと思います。自分たちもMCで言ってましたが、「うるさいバンドですが・・・」現状ではホントその通りだった。唯一印象に残ったのはヴォーカルの子が言った「ホームなんだけど、お客さんはアウェイですね・・・」というコメントとドラムの子の「HB101」ロゴのキャップくらいかな。
いきなり辛口ですみません・・・。でも、もちろん期待感を込めてのことなので、がんばってもらいたいと思います。
○THE YOUTH
急遽決定した今回の対バン。まさか来るとは思ってなかったので、予習も全然出来なかったので残念。でもさすがステージ慣れしてることもあり、安心して聴けたし、依然聴いたときよりも確実に成長してると思う。演奏力もさることながら、ヴォーカル維俊君(髪伸びてる!)の表現力がすごい。HPのコラムとか読んでも、彼なりのライブにかける決意表明みたいなものも読み取れるし、それがしっかり形に出てた様に思います。そして2曲目あたりにやたら維俊君が入り口付近(私の立ち居地)に目をやるな〜と思っていたら、隣にフッとオーラみたいなものを感じて、横を見ると海北君じゃないですか!そして目の前には、なんかインパクトのある髪型?だなと思っていたら、もちろん源ちゃんでした(笑)榎本君は・・・?(確認できず)そんなロストメンバーに囲まれてユースのライブを楽しむ。正直知ってる曲は『夏の陽炎』(季節を先取り〜!のMCあり)とその前の曲(タイトル分らず・・・)ぐらいでしたが、何回聴いても、ポップでハートのある演奏を聴かせてくれますね。目の前でそんなパフォーマンスを魅せられた海北君は気合が注入されたのか、最後の曲『卒業』の前にそそくさとフロアを後にしていきました。会場の大半のロストファンの心にもしっかり届いたと思います。
こんな小さい町でも、THE YOUTHのようなバンドがライブをやってくれているのが、夢のようで、もっと、こういう機会が増えるとにより、間違いなくいいバンドが育つ環境が整っていくと思いましたね。本人たちも「また、絶対来ます!」といってステージを後にしていきました。
ロストのライブ終了後、アンケートを届けに物販のところに行ったら、メンバー全員が出ていたので、チョット絡む。維俊君は販売とサイン書きで忙しそうだったので、ドラムの相澤君に話かける。「今日はありがとうございました・・・」などと他愛のない会話をしていたのですが、「仙台では何度かライブ見てますよ!実家が仙台なんで・・・」というと「仙台のどちらなんですか?」「○○です」「えっ!○○!つい最近までそこ住んでました!」なんと、実家目の前のアパートに住んでいたことが判明!やっぱり世間は広いようで狭いなとあらためて感じました。妙な親近感を覚え、かなりTHE YOUTHとの距離感が縮まった感じがしました。
ここからはLOST IN TIMEになりますが、まだツアー中ということもあり、ネタバレOK!の方のみどうぞ
LOST IN TIME
最初にお断りしておきますが、今回あまりの感動で、頭が真っ白になってしまい、あまり詳しいことを覚えていません・・・。なぜ、LOST IN TIMEというバンドはこんなにも気持ちごと持っていってしまうんでしょうか?特に海北君の言霊は、ものすごい力を待ってますね。何気ない言葉なんだけど「優しさと温かさ」があふれていて、ホント洗われる感じです。特に海北君の「あなた」っていう言霊が大好きです。それとは対照的に演奏のアグレッシブさも魅力のひとつですよね。髪の毛を振り乱しながら唄う姿にもまた感動・・・!なんか、言葉に出来ないくらいのステージだったので、上手いコメントが出来ずにすみません・・・。
さて、ステージの方ですが、毎回、すっかりお馴染みになってきた「対バンTシャツ」ですが、今回はもちろん全員「THE YOUTH」のTシャツを着ての登場です。演奏が始まる前にしっかりメンバー同士で握手している光景に会場からも温かい拍手が起こる。そしていよいよ1曲目『証し』からスタート。ご挨拶にはピッタリの曲です「出会う人、そのすべてが、僕の歌う理由さ〜♪」相変わらずのしゃがれたシャウトが、突き刺さります!そのままのテンションで『ココロノウタ』『柊』と続きます。
〜MC〜
ここでは、はじめまして的な話と「この出会いを大切に・・・今日は心に残るライブにしたい」という意気込みを海北君が語る。「今日は古い曲もやります!たっぷり楽しんでください」ということで、ここから新旧の名曲を織り交ぜ一気に盛り上がっていきます。『約束』?『一つだけ』『残像』『列車』『手紙』と続き、まさか「一つだけ」が聴けるとは思ってもいなかったので、嬉しい。それと「列車」はイントロ聴いただけで、思わず声を出してしまいました・・・!演奏の途中で海北君が源ちゃん、榎本君とアイコンタクトを取り合う姿が微笑ましい。ホントいいバンドだ。
※訂正!セットリスト『約束』『手紙』じゃなくて『花』と『秘密』だそうです。くみっぺさんありがとうございました!
〜MC〜
ここでは、あなたと僕の「はじまり」の話。「今日ここで出会えたことが一つのはじまりです。出会いがあって、そして別れがあって、人はつながっていくんですね。」「今日から何か始めようとしている人、または何かが終わってしまい、新たな一歩を踏み出せないでいる人にも、そのきっかけになるような曲を作りました・・・」ということで『はじまり』です。ベースを振り回しながら唄う姿に圧倒されてました(笑)そして相変わらず伸びた髪の毛が先日のセカイイチ慧君のように「猫ひげ」状態になっていたので、これまた一人でにやけてました(笑)
そのまま曲は『翼』『線路の上』?と続き最後の『ヒカリ』へと続きます。ここでやっと榎本君がトーク。「酒田にずっと来たかったんで、今日は嬉しいです。また来ます」だけでしたが、嬉しいですね。先に書くの忘れてましたが、頭にメッシュ入っててイメチェンでしょうか??
もちろん曲が終わっても、拍手は鳴り止みません・・・。もちろんアンコールです。程なくしてメンバーが再び登場。ステージ裏がすぐ外だという暴露話と、とにかく当日の寒さに対しての感想が聞ける(笑)そして、ここでやっと源ちゃん初トーク。といっても「山形にぃ〜来れてぇ〜うれしいです・・・。」ぼそっと一言。やっぱり源ちゃん面白キャラだ(笑)
最後に海北君も当日のライブに携わってくれたすべての人たちに感謝の言葉を告げたあと「絶対また来ます!また出会えるように僕たちも、そしてあなたも、少しずつがんばって成長していきましょう」といって最後は『羽化』で終了です。アンコール終了後も拍手が鳴り止まず、思わず海北君が袖から出てくる。あらためて「ホント、絶対また来ます!今日はありがとう!」と手を合わせてお辞儀してくれていた。最初に書いたけどこの滲み出てくるような「温かさとやさしさ」は何だろうね。ホント幸せな時間を過ごさせて頂きました。終わってからも余韻を引きずりながら、いつもなら帰りを急ぐのに、当日はしっかりアンケートを記入して帰ることが出来ました。やっぱり地元ライブはいいね。
(追記)
今回は最初に書いた通り、内容をあまり覚えてないんです。なので、途中のMCとかセットリストなども正直自信がありません。訂正とかありましたら、気軽にコメントして下さい。