『馬の骨ライブツアー@仙台CLUB JUNK BOX』

momomo22005-11-12

 ほんとは昨日の日記ですが、いってきました『馬の骨ライブツアー@仙台CLUB JUNK BOX
今回は久々にお供を連れてのライブ。シアターブルック以来です。早速、会場に入ると飛び込んできたのは、ステージを覆い隠す大きな幕。シンメトリーに描かれた2頭の大きな『馬頭骨マーク』が、会場を照らすブラックライトに照らされ、かなり印象的に浮かび上がっていました。ブラックライトといえば、ライブに行く途中の車の中で思いっきりコーヒーをTシャツにこぼしてしまい慌てて、トイレの洗面所で洗い、外見は判らなくなっていたのですが、会場でブラックライトに当たった瞬間、染みの部分が浮かび上がって、それがかなり目立つ!結構恥ずかしくてへこみました…。ショルダーバッグで何とかごまかしましたが、そんな事はどうでもいいですね(笑)早速ライブレポです。
 会場の客層はやはり、キリンジファンが多いのか、20代以上がほとんどでしたね。そんな人たちで会場はほぼ満員状態。(拍手の音が違う!)久々でいい意味『お行儀の良い』ライブを見たような感じがします。でも選曲とステージパフォーマンスの方はいい意味大いに「ひねくれ」てましたね(笑)それではいつも通りネタバレになるので、続きが見たい方はどうぞ…。
 セットリスト(一部不明あり)
○I WANT YOU, I NEED YOU, I LOVE YOU
 会場の照明が落ち、いよいよライブスタート。先ほどの幕の中から照明が照らされ、プレスリーばりの堀込の歌声が聴こえてくるが(笑)幕は開かず…。ほんと焦らしが上手い!結局一曲歌い終える。(本人が歌っていたかは不明?…笑)
○MY STOVE'S ON FIRE
センチメンタル・ジャーニー
 2曲目の前奏でもまだ幕は開かず…。唄いだしのところで一気に幕が外され、ステージ上の光景が目に飛び込む。照明のまぶしさと、焦らされた分、初めて生で見る堀込とツアーメンバーに感動。特にキーボードのシュンスケ君(cafelon)はやはりイケメンだった。曲も軽いノリが続き出だし好調といった感じ。また、ステージバックのデザインも「馬の骨マーク」をモチーフにしてて、カッコイイ!
○クレイジー・サマー
○―不明―
 キリンジの曲もやはリ入れ込んでくれましたね。『クレイジー〜』は意外と聴き流すタイプの曲だったのですが、ライブで聴くとやはりしっかり聴く気になってしまうところが不思議なところです。そして、次の曲が思い出せません。キリンジの曲だったような気が・・・。『馬の骨』からやってないのは『枯れない泉』だけですが・・・。判り次第修正します。
○僕らのハプニング
 今回のツアーのために作ってきたという新曲。「軽快だけど軽薄な歌・・・」というMCに(笑)でもその通り、『どこ行こう?さあ、どこでもいいや!』みたいな感じで、「らしい」といえば「らしい」曲ですね。
○さよならデイジーチェイン
○くよくよするなよ
○フェイバリット
 ここで、キリンジの懐かしい曲を3曲弾き語りで。マイナーな選曲ですが、キリンジではあまりやらない曲との事。『フェイバリット』も『Drifter』『エイリアンズ』といった2大バラードの陰に隠れそうな曲ですが、私個人としては、この曲かなり上位に入る曲です。(意外とマイナー好きなので・・・笑)もちろん嬉しかったですね。
○―不明―(カバー曲)
○―不明―(カバー曲)〜メンバー紹介
 「気分もしんみりしてきたので、この辺で盛り上がるカバー曲を2曲やります」ってMC。かなりノリのいいロックンロールナンバーをやってくれましたが、曲名が判らず。洋楽好きなうちの奥さんに聞いても「知らない…」との事。何分ツアー初日なんで、今後詳細は明らかになっていくでしょう。しかし会場は大盛り上がり、踊り狂う人多数です。(もちろん私もその中の一人ですが)
○Music!!!!!!! その盛り上がりのままのテンションでこの曲とは嬉しい。自分としては一番盛り上がった瞬間でした。その後告知もしっかりしてました。キリンジの新曲は「iTunes」のみでCD化はされないとの事。時代の先を読んでの事らしいが、ちょっと残念。もちろん堀込のアルバムの件もしっかり宣伝してましたね。「いいアルバム」だって褒めてた所に、兄弟愛を感じました(笑)
○燃え殻
PING & PONG
○Red Light, Blue Light, Yellow Light
○最低速度を守れ!
 そしてラスト4曲はアルバムからの選曲。楽しみにしていた『燃え殻』はしっとり聴かせてくれるし『Red Light, Blue Light, Yellow Light』はやはり大人な一曲でしたね。かなり完成まで苦労した曲らしい。程よい「揺れ」が心地よく、最後の曲へつなげます…。そして名曲『最低速度を守れ!』この曲はキーボードがカッコイイので、シュンスケ君の鍵盤さばきを堪能しながら聴いていました。ほんと「スローライフは墓場までもって行きます!?」

<アンコール>
『インタールード』の曲に合わせてバンドメンバーがマスクをかぶり、ツアーTシャツに着替えて登場。横溝正史シリーズぽっくて結構怖い・・・さらに会場の所々からは含み笑い…。
○ブルー・ゾンビ
 これまた地味な選曲ですが、結構雰囲気が出てて良かったと思います。面白かったのはマスクをかぶったまま、棒立ち状態のベース沖山さん。出番がなかったみたいです・・・。曲の最後に堀込もゾンビ?マスクをかぶっての演奏。やっぱり『怖い』です。終わった後「喜んでいただけました?」のMC。相変わらず茶目っ気たっぷりです。
○季節の最後に
○少しでいいのさ
 「今日はあと2曲やって終了です」会場の「えぇ〜!」の声に「だって仕方ないじゃん。新人バンドだしアルバム1枚しか出してないから・・・。」確かに。でもキリンジの楽曲持ってくればいくらでもあるんでしょうが、そこはしっかり『馬の骨』との線引きはしたかったのでしょうね。アルバム同様のラスト2曲で終了でした。ダブルアンコールはなかったですね。最近当たり前になっていたので、ちょっと物足りなさは感じましたが、十分満足できる内容でした。キリンジとは一味違ったバンドサウンドは結構厚みがあって聴き応えがあったし、アコースティックな部分でも彼の『声』をしっかり堪能することが出来ました。
 またキリンジが聴きたくなってきました・・・。
○今日の音霊(昨日)
『馬の骨ライブツアー@仙台CLUB JUNK BOX
○今日の車BGM
『馬の骨:馬の骨』