『KING OF J-SOUL』

　今日も仕事のミーティングで帰りが遅くなり、帰ってきてから夕飯を食べながら「ゴゴイチ」を見る。今日のゲストは楽しみにしていた『久保田利伸』。何と言っても私の中の「KING OF J-SOUL」いわば「神様」的存在ですからね！でもテレビでトークを見るのは何年ぶりだろう？あまり記憶がない…。でも全然変わらないですね。容姿もトークスタイルも相変わらずファンキーだし、マグロＴシャツで喜ぶ「茶目っ気ぶり」なんかも健在でした（笑）
　そもそも彼との出会いは昔ダイハツ「シャレード」のＣＭ曲「GODDES〜新しい女神〜」を初めて聴きショックを受けたのがきっかけ。でも当時は曲のタイトルなど判らず、とりあえず買ったアルバムが「GROOVIN'」。もちろんお目当ての曲は入ってないのだが、一曲目の「サイキック・ビート」の並外れたグルーブ感と日本人とは思えない歌唱力にすっかり引き込まれてしまいました。とにかく珠玉の名作が詰まったこの作品が、私のフェイバリットアルバムですね。

1.PSYCHIC BEAT
2.北風と太陽
3.PLACE
4.RANDY CANDY
5.LADY SUICIDE
6.一途な夜,無傷な朝
7.ダイヤモンドの犬たち
8.薄情ラヴ・マシーン
9.永遠の翼
10.VISIONS
11.八番目の虹の色

　とにかくハズレなし。今聴いても全然古さを感じさせないですね。というのもやはり彼の基盤がＲ＆Ｂ，ソウル、ファンクなど、しっかり黒人ルーツミュージックに根付いた作品になっているからですね。そこに白人の洗練されたシティーポップスのエッセンスがブレンドされて出来たのがこの作品だと思います。『RANDY CANDY』『ダイヤモンドの犬たち』などのブッちぎりファンキーチューンもいいが、『PLACE』『一途な夜,無傷な朝』などの艶感のあるバラードの出来は秀逸です。でも何と言っても『永遠の翼』です。このポップ感を超える楽曲は未だに私の中では出てきていません！それだけ心に強く残っている曲ですね。さらに、ラストの『八番目の虹の色』は隠れた名曲です。世間では「Missing」が久保田利伸のバラードNO.1らしいのですが、私の中ではこの曲が断然「１番」ですね。その切ない歌詞もそうですが、サビから一気に盛り上がるメロディーラインはしびれ＆震えが来ますね。もちろん私のカラオケ定番曲です（笑）
　とにかく久保田利伸は私に「ソウル&ファンク」を教えてくれた人。実はスティービーワンダーを知ったのも彼が、テレビ（ミュージックフェアかな？）で『可愛いアイシャ』を唄っているのを見たのがきっかけだったのです。もし彼に出会っていなければ、ここまで音楽の幅は拡がらなかったでしょうね。感謝です。
…それと今日のゴゴイチで流れた新曲『君のそばに』は窪塚洋介主演の映画『同じ月を見ている』の主題歌となってます。映画の世界観を盛り上げる甘く切ない彼お得意のラブバラード。秋の大本命になりそうですね。

君のそばに

○今日の音霊
『久保田利伸：GROOVIN'』
○今日の車ＢＧＭ
『Tatsumi Akira & THE Cassette CON-LOS：KING goes CALYPSO』
※すっかりはまってます…。