『さみしがり屋の言葉達』

momomo22005-09-23

『さみしがり屋の言葉達』

 10/5発売となる安藤裕子の新曲タイトルです。今日はじめてPV見たのですが、もう夢心地というか、『ツボ』はまりまくりの楽曲です。今回も作曲は『ドラマチックレコード』で彼女の魅力を最大限に引き出す事に成功した『宮川弾』氏。もちろんバックは今回もいつもの(笑)メンバー。もちろん間違いなし&文句なし!

acoustic&electric guitar 山本タカシ
bass TOKIE
drums 矢部浩志カーネーション
wuritzer,organ,keyboards&programming 山本隆二
trumpet NARGO東京スカパラダイスオーケストラ
trombone 北原雅彦東京スカパラダイスオーケストラ
tenor sax GAMO東京スカパラダイスオーケストラ

 全体的に80年代を思わせるミディアムなシティーポップ風に仕上がってます。特にTOKIE さんの刻むベースとスカパラホーンズの柔らかい音色がシティーポップの王道を感じさせます。それと今回のポイントは安藤ねーやんの歌い方。お決まりのファルセットは健在で、しかも曲風に合わせたのか、まさに『ユーミン』風。後で知ったのだが今回の楽曲で取り入れたのは「松本隆松任谷由実」へのオマージュ。その松本隆ばりの詩の世界は前作の『Lost child,』を踏襲した感のある『孤独感と切なさ』でも悲愴感は無くいつかは止むであろう『雨』をキーワードにしているためにむしろその『孤独』を楽しんでいるかのようにも聴こえます。PVの映像見てると思うんですがその愛くるしい『ねーやん人形』のお茶目さにはむしろポジティブさを感じるくらいです(笑)いずれにしてもこれからの季節にぴったりの曲ですね。ちなみにこの曲本人も出演する某ケータイのCMタイアップが決定。お茶の間でねーやんの歌声が大量オンエアされると言うわけです。(こうゆうの見ちゃうとこのケータイ欲しくなっちゃうんですよね…)

ねーやん出演のケータイ情報はこちら

 話し変わりますが、今回の作曲を手がけている『宮川弾』氏。最近良く出てきます。この前購入した『土岐麻子』さんのアルバムにも参加というか『旦那さん』らしいです。知らなかった…。そして元をたどればかつて日本のインディーズシーンを席巻したいわゆる『渋谷系』の先駆者とも言えるバンド『ラブ・タンバリンズ』のメンバーだったんですね。これも知らなかった…。いろいろつながっててやっぱり『音楽』は面白い。
※『ラブ・タンバリンズ』についてはまたそのうち触れる時が来ると思いますので、その時にでも…。