『タワレコ』で『***』

今日あの橋の向こうまで

 無事健康診断も終わり昨日の予定通り、秋田までドライブがたら買い物に行ってきました。目的はRSRに向けての準備とタワレコでの『音霊』探し(笑)
 準備に関しては一応揃ったということで、ここでは触れません。(一応、音霊日記ですから…)そしてタワーレコードではとにかく試聴しっぱなし。(なぜかというと、準備購入ですでに小遣いが…)色々聴きましたよ。『ANATAKIKOU:Gradation'12』『LITTLE CREATURES:NIGHT PEOPLE』『SPIRITS REJOYS:ONE.』『detroit7:detroit7 EP Vol.1』『UNDER THE COUNTER:WORLD AND MARBLES』『□□□:朝の光/渚のシンデレラ』時間もないのでこの辺で。聴くとやっぱり欲しくなってしまうのが性。そこはRSRもあるし我慢…。『SPIRITS REJOYS』は新しい発見として大変おめでとうございます(笑)すごいファンク感がある中にも甘さのあるヴォーカルとオーガニックなギターが結構染みてきて、いい感じでした。それと『detroit7』はやっぱりヤバイね。毎日はいいんだけど、時々聴きたくなる常備薬みたいなもの。一家に1枚みたいな…(笑)それと意外だったのは『□□□』。「朝の光」が結構良かっただけに期待していたんですが、カップリングと16曲のボーナストラックがなんか高校の文化祭的のりでちょっとついていけないかも…。今後のアルバムへの布石みたいなものかもしれないが、ちょっと深さが無いかなって感じです。才能はあると思うので、今後に期待です。と、言うのも今日はそれ以上にいいアルバムが手に入ったのでその楽曲と比較してしまっての批評かもしれません。またあらためて聴きますね。
 さて、そのアルバムですが、新しいものではなくおよそ1年半前に出たセカイイチの1st『今日あの橋の向こうまで』がやっと手に入りました(喜)
1.聞いてますか お月様?
2.はずなもの
3.三日月
4.神通力
5.シルクハット
6.さいだー
7.今日あの橋の向こうまで
 セカイイチは最初に2ndの『淡い赤ときれいな青と』から入ってしまったので、そのある種確立された『セカイイチ的世界観=人間らしさ』に安心していたところはあったんですが、この1stはそれを上回るさらに『人間臭い』アルバムです。(1)『月』といういわば陰的な象徴を使う事によって逆にポジティブでストレートな歌詞がより引き立ってます。元気をもらえる一曲目ですね。(2)これかなりツボです。これまでのイメージに無い感じがいいです。ブルージーな感じが意外と似合います。聴き所は3"10からのラスト30秒。とにかくかっこイイです。ライブだとこの30秒が3分ぐらい引っ張れるんじゃないでしょうか?どうなんでしょう?(3)はロックというよりむしろ『ソウル』音使いや歌い方はそのものです。気持ちが詰まってる分心にかなり響きますね。(4)とてもストレートな『ありがとう』の歌。だからこそ『親父』とか『お母さん』とか出てくると、泣けるラブソングになる訳です。(5)頭の中サビの『シルクハットの中の宇宙〜♪・シルクハットの中の宇宙〜♪』グルグル状態。とにかく耳に残るいい曲です。ファンタジックな詩の世界もgood!(6)メトロノーム(リズムマシーン)の音が過ぎ行く時間を物語っているようで物悲しい。アコースティックな感じが別れの切なさをより引き立たせているものの、ヴォーカル岩崎慧の歌い方に温かい前向きな希望が感じられる。シンプルだが、奥深い曲。(7)アルバムタイトル曲で、このアルバム通してのテーマである『月』その下に生きるちぽっけな僕ら。でも世界(人生)は広くて大きいもの。少しづつでいい、ゆっくりでもいい、絶えず「目標」をもって生きて行こうというこれも前向きな曲。
 と、簡単に感想を書きましたが、とにかく気持ちが前向きになるアルバムです。これを聴いた上であらためて2ndを聴きたいと思います。今更でしょうがかなりオススメです。

 それと今回もう一つの『タワレコ』での目的の一つは日記タイトルの『***』でもある今話題になっている『WHITEBAND』を手に入れたかったからです。
 ―3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。―
 もちろん賛同させて下さい。少しでも自分に出来る事があれば声をあげていきたいと思います。この「ブログ」でも同様。沢山のミュージシャンがこの運動に賛同しているように、ここでもいい音楽を紹介していく事でちょっとは役に立てるかな?と思っています。公式HPはこちら