『脳内ヘビーローテーション』

　いつまでも耳に残って気が付いたら何気に口ずさんでる曲ってありますよね。そう、最近私の頭の中をグルグル駆け巡っている曲を紹介しましょう。それはザマギの新曲『スイチューン』。とにかくあの懐かしさすら感じさせるエレクトロニカビートが心を揺さぶるんです。かつてはＹＭＯ（前作『くらっ』のジャケは問題になるくらいパクッてましたね。それだけリスペクトしているという事でしょうけど…。）や今でも『電グル』の活躍が目に付くところ。いわゆる『テクノ』って言うんでしょうか…？このエレクトロニカ最近の傾向としてはヒップホップスタイルが多い様に感じます。アルファやこのザマギなどがその代表といったところでしょうか。
　さて話を戻してこのザマギの『スイチューン』。サウンドプロデューサーに『Great 3』の片寄明人を迎え、ゲストヴォーカルには、夫婦つながりで『ショコラ』をフィーチャー。ギターも『Buffalo Daughter』のシュガー吉永とかなり面白いコラボとなっています。どうりでGreat 3お得意の８０'sディスコサウンドに仕上がっている訳ですね。またＰＶがかなり面白く、同年代のアメリカの音楽番組そのままの仕上げになっており、妙な外人のはじけっぷりや、メンバーの過剰なほどの演出ぶり、そして古臭いカメラワークなどここでもパクリ感満点って言うか、むしろプロ根性を感じます。これまでの『マジカルDEATH』や『くらっ』でもかなり「やられた！」って感じだっただけに今回で完全にノックアウトって感じですね。これからもドンドン斬新なアイディアで私たちを楽しませて欲しいと思います。７月のアルバムも気になりますね。

（余談）８０年代の洋楽ブームの際仙台の番組で毎週土曜日の昼間に『サタデーマガジンα』通称『サタマガ』って番組あったんだけど、今ってそういう音楽番組少ないよね。そういう音楽の情報源となりうる番組って地上波では（一部深夜枠を除き）皆無に感じます。時代の変化って早いですよね…。それと『サタマガ』の司会者だった『世之介』って今何してるんだろう？