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●なぜか午前中仕事だったので、バタバタしながら札幌へ向かう。札幌に着いてからは、うちの奥さんを札幌ファクトリーに預け（笑）またしてもバタバタしながら会場へ向かう。さらに会場の場所が今ひとつわかりづらく、いわゆる「すすきの歓楽街」を右往左往。最初はこんなところに…って思いましたが、やっと見つけました。それも偶然にローソンチケットの封筒を持っている人がいたので（笑）
さて、こちらも初めて入るハコでしたが、意外と手作り感のあるコンパクトなつくり。ドリンクチケットに描かれている人は誰？って思っていたら、同じ顔の人が出迎えてくれました。オーナーさんなんですね。あとモニターが普通のテレビデオだったので、ちょっとツボでした。
さて、出演順ですが、おそらくJUNK LAND→オトナモード→サクラメリーメンだと思っていたのですが、どうも最初にセットされている楽器がオトナモードチックなんですよね…。と思ったのも束の間、いよいよライブ開始です。もちろんトップバッターはオトナモード。メンバー登場と共に、慌てて２列目まで進む。まだ心の準備が出来ていない…。
※一応ツアー中なのでここからは…
（セットリスト）
新宿〜線路は続くよどこまでも〜花束〜空への近道〜サイレント〜グライダー
「東京から来ましたオトナモードです…新宿！」（ものすごい爽やか！）という啓太くんの掛け声からスタート。１曲目からいきなり『新宿』です。出だしのゆったり部分でまず包み込まれました。ちょっと歌いづらそうなところもありましたが、啓太くんの遠くを見つめるような眼差しとアコギを弾いてない時の右手が結構好きなので、すっかり見入ってました。そして曲がアップテンポに変わる時はそれぞれのメンバーに注目。特にキーボード山本君のピコピコな手の動きが凄かった。さらに一人一人の音がしっかり主張されてて、前回仙台で聴いたときよりも間違いなく成長してると思いました。つづいて前奏がちょっとセッション風にアレンジされていたので何の曲かわからなかったのですが、なんと『線路は続くよどこまでも』でした。このアレンジＧＯＯＤ！意外とジャズ的アプローチもアリかな？と思いました。今後に期待！それとこの曲の後半で「うつらうつら〜うたたね〜」からのところがものすごく好きなんですよ。生で聴けて嬉しかったー。
ここでアルバムがらみのちょっとしたＭＣと「そのアルバムから１曲」ということで『花束』を。いつ聴いても気持ちが温かくなりますねこの曲。郵便局の「手紙ＣＭ」タイアップも頷けます。ほんといろんな人に聴いて欲しい曲ですね。
ここで本格的ＭＣタイム。前の日の朝に仙台からのフェリーで苫小牧〜札幌に着いたらしく時間があったのでメンバーそれぞれで自由行動。トマソンくんがドラムの小野田くんと一緒に札幌のとあるビルの屋上にある観覧車に乗りにいった話しを。遠くのジャンプ台（大倉山）まで見えて感動したらしく地元人に絶賛してました。「オススメスポットです！」って（笑）それと、面白かったのがメンバーの中で唯一道内出身（帯広）の山本くんが言った「帰りに是非●ートホープを見ていきたい！」（苫小牧のフェリー乗り場からも近い…）という社会風刺ネタ（笑）タイムリーだったのでウケも上々でした。あらためてアルバムの話しをしたあと「タイトル曲やります」といって『空への近道』そして『サイレント』というアルバムと同じ流れを。「空への近道」も前回のライブで初めて聴いて感動した曲。今回はしっかり予習できたので、ライブでもしっかり聴き込むことが出来ました。そしてサイレントはやはり赤いイメージなんですね。オトナモード至上最もバンド色の強いアッパーな曲。トマソンくんのベースといっちゃんのギターがギュンギュンきてた。結構スピーカーが近かったので、耳とお腹のＷパンチ！途中一瞬意識を失いそうになる…。
そして最後の曲は「わりとあたらし目の曲です！」といって『グライダー』を。これ実は先日のスペシャ列伝でやってたんですよねー。なぜか見れてなくて、今回が初聴き。なのですが、完全にハマッてしまいました。途中のＭＣでも言ってましたが「青空の似合うオトナモード」そんな彼らを象徴するような高揚感のある曲でした。なんか真心ブラザーズの「ループスライダー」を初めてコンビニで聴いた時と同じようなショックを受けました。これ当分のマストになりそうな予感。。。
という訳であっという間に終わってしまった。でもセットリストは大満足！出来ればもっと包み込まれるような「満ちてゆく夜に」とか「眠りの森」とか「憧れ」とかも…。今度は是非ワンマンで！
さて、バンド転換の間、ネットつながりの方たちといろいろお話しすることが出来てとても楽しかったです。そこでトマソンくん手作りの陶芸バッジが限定販売と言うことを聴き、慌てて購入。一つ一つデザインが違っているのでとてもレアです。もちろんあっという間になくなってました。その後もいろいろお話しているうちに次のバンド。出てきてビックリ!！なんと２番手でサクラメリーメンとは？またしても心の準備もなくライブスタート。
（セットリスト）
サイハテホーム〜JOURNEY〜飴玉〜コロナ〜マーガレット〜ロングロード・オデッセイ
サクラメリーメン初めて見たけど、ものすごくポップなバンドですごい良かったし楽しかった！最初の「サイハテホーム」は知ってた曲だったので、いきなりノリノリでリズム取ってました。歌い方や声の質がアロウズの竜二くんみたいな感じ？あと「飴玉」って曲がかなり気に入りましたね。試聴でしか予習してなかったけど、ライブで聴いたら予想どおりグッと来る曲でした。そしてさすが関西圏のバンドだけあってＭＣがとにかく面白い。ちょっとしたボケとツッコミがあって面白かったです。特にベースのイッペイくんがライブの前の日に知る人ぞ知るＧＡＭのライブに行ってたという話しには会場大爆笑！会場内の異様な雰囲気が面白いくらい伝わってきたので、お腹が痛くなるくらい笑いました。グッズ紹介も面白かったです。バンド名が入りきらない「ロングタオル」に、シンプルなバンドロゴ入り「ロードＴシャツ」…ここまで来ると予想がつきますが最後は強引に「オデッセイリストバンド」そうツアータイトルですね。普通の人が言うとぜんぜん面白くないんですが、さすが関西人気質は違いますね。話術が違う！
あと、驚いたのがドラムの亮太くんとイッペイくんがとにかくミクロ。ツアーＴシャツを紹介する時、小西くんが亮太くんに「せっかくだから立ってみせて！」というフリに「もう、立ってるやん！」って吉本張りのネタを…笑。ライブ終了後、隣に並んだけど１６５センチの私と比べてもさらに小さい！さらにイッペイくんは腕も細くて、一見ものすごく華奢に見えるのですが、ベースを弾く時は力強いんですよね。そのギャップも面白かったです。
サクラメリーメンが終わり物販にオトナモードメンバーが集まっていたので啓太くんとちょっとだけ話す。いつ話してもさわやか好青年！そしてメンバーは次の仙台ライブまで、それぞれ「エゾ」を満喫するそうです。トマソンくんが函館にも行きたいって言ってたので、途中室蘭へもどうぞ…って伝えておきました（笑）帰りにアンケートをトマソンくんに渡したら「室蘭行きたいねー！」って言ってくれたのが嬉しかった。最後にしっかり握手をして会場を後にしようと思ったのですが、当日知り合った皆さんたちとついつい話しこんでしまい、仕舞にはオトナモードの出待ちとお見送りまで。とにかく楽しい一日でした。
