『ディーヴァ』とは？

最近気になる女性アーティストを２人紹介します。それは『信近エリ』 と新人『mink』 。
まず『信近エリ』だが、うちの奥さんのお気に入り。（基本的に髪が長くスラッとした女性が好みのようです。）新曲『Sketch for Summer』のＰＶがやっと見れましたのでコメントをしておきます。前２作の『Voice』『Lights』とはがらっと変わった、夏向きのさわやかなバラード。今作もMONDO GROSSOこと大沢伸一プロデュース。確信的にストリングスやＦホーンを入れ込み哀愁漂うノスタルジックなナンバーに仕上げている。でもそれ以上に彼女の歌声がさわやかでありながらも力強い。前２作でも同様だが曲調は変わっても聞き手にじわじわと高揚感を与える手法は健在。映像もモノトーン使いで列車の車窓からのアングルとさらに哀愁感を強める演出がなされている。さすが大沢伸一は以前の『bird』もそうだが才能発掘と磨き上げがうまいよね。
　続いても『声』に特徴がある歌い手を紹介。何気にＴＶから流れてきた曲『おまじない』その声に耳を奪われてしまいました。この衝撃は我が愛する『畠山美由紀』さんを始めて聴いた時以来の衝撃でした。全くの情報もなくわかるのは『mink』という名前だけ。早速ググッてみたところ、プロフィールがすごい。アレサフランクリンやノラ・ジョーンズなどに影響を受けそしてなんと『動物好き』これも美由紀さんと一緒じゃないですか。（笑）そして今回の曲『おまじない』は彼女の目標でもある『世界平和』を願うピースフルな優しい曲。まさにミンクの毛皮の様に（動物愛護に反するか？）暖かく全ての生き物を包んでくれる歌声です。現状はネット配信のみで、８/３にプロローグアルバムでデビューとのこと。今後要チェックですね。ついでに気になるんですが、ＰＶのきれいな『裸』って本人なんですかね？（いやらしい意味ではないんですが、私も一応『男』なもんで…）
　さて、２人のアーティストを紹介しましたが最近よく女性アーティストのことを『ディーヴァ』って言いますよね。どうもこの定義が明確じゃないような気がするんですね。もともとは女神を意味し歌劇の世界ではマドンナを指すそうです。そう、しっかりした『実力』が必要なんですね。日本では特にソウルフルな歌い方をする女性に使われがちですが、何でも「ディーヴァ』をつければいいと思ってるマスメディアが多いようです。決して今チャートをにぎわしている○○○○○や××××など（すみません公表できません）は間違ってもディーヴァではありません。正しい伝え方をして欲しいですね。そういう意味では今日紹介した２人は立派な「ディーヴァ」でしょう。