『椿屋四重奏』地上波見参!

momomo22005-06-17

 今日は久々に椿屋がらみの日記。もちろんネタは『地上波初出演』。
そう、いよいよ持って本日「ミュージックステーション」に出演しました。仕事があったのでリアルタイムで見る事はできなかったのですが、録画しておいたものを、帰宅後早々拝見しました。第一印象はとにかく「さわやか!」テレビ受けを狙ってかこれまで伸ばしていたあごひげもスッキリ!これはかなり好印象です。タモリさんとは特に変わった絡みはなく、紹介VTR。選曲が『舌足らず』と『嵐が丘』とは憎いね。『紫陽花』だけでは本当の椿屋は伝わらないと思っていたのでこの2曲のライブテイクを流してくれた事で掴みはOKでしたね。そしていよいよTV初演舞。『・とばが〜♪』最初の『こ』がぬけてしまいましたね。緊張のせいもあったと思いますが、この曲の出だしは絶対難しいと思います。(一応フォロー)でも一般の人にはぜんぜん判らないくらいごまかせていると思います。曲が始まってしまえば後は「子を見守る親」のようにハラハラドキドキでした。そんな余計な心配は途中で吹っ切れました。ボーカル中田裕二の表情が見る見る変わっていくのです。『何かを伝えたい』といった気合が表情にでてきてこの演舞を楽しんでいるかのようでした。後半では余裕のアドリブも交え短い時間でしたが、十分『紫陽花』の持つ詩の世界を伝える事が出来たと思います。とにかくお疲れ様でした。
 しかしその後が凄かった…。早速HPのBBS確認しようと思いアクセスするのだが、ぜんぜん繋がらない…。(サーバーダウン状態?サイトリニューアルのせい?)やっと繋がってみたらこれがまた大変でとにかく書き込みが半端じゃない!これまでの1週間分がわずか数時間で…。内容はもちろん嬉しい感想が大半。ホント凄い反響ですね。初体験の人も多く、いよいよ持って椿屋の『艶ロック』が日の目を見た瞬間を確信しました。そこで先日の日記で書いた不安について…。
 というのもこれまでの椿屋ファンみんなが感じている事だと思うのだがそれは『大衆化』への恐れ。もちろん色んな人に椿屋の音楽を聞いてはもらいたいのだが大衆化することによる『音の商業化』が一番心配なのです。どこかのバンドみたいに短期間でのリリースを繰り返し『同じ曲』の垂れ流し状態。それだけは絶対避けたいところです。今回のシングル『紫陽花/螺旋階段』で作り上げた自分達のスタイルと方向性。今の時代革新的だけど実はかなり本質的なんです。椿屋の魅力は何と言っても詩とメロディーがリンクしている事。これもどこかのバンドの話になりますがとにかく「速さ」でごまかしたうわべだけの音楽、曲はいいんだけど「言霊」がものすごく「軽くて汚い」など心に響かない音霊(おとだま)が増えている中で椿屋四重奏は数少ない貴重なロックバンドなんです。これからも色々変化を繰り返して成長していくと思いますが、大衆化はしても絶対音の商業化はしないで下さい…。
 ともあれ当分はこの快進撃の行方を自分自身も楽しみながら見守っていきたいと思います。